豊前市移住体験ブログ 後編

~豊前市に移住してみました~

豊前市 居住体験

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休日の過ごし方 〜上毛町 編〜

カテゴリ:遊び 更新日:2015.12.16

少し間があきましたが、今回は豊前市のとなり町、上毛町(こうげまち)に遊びに行った時のことを書きます。

上毛町は、一言でいうと、田舎中の田舎。
田舎育ちの私が感動するほどの、THE 田舎です。山の上の集落で、人も少なく、シカがキュッと鳴いている、もののけ姫のような、トトロのような。テレビで見る「田舎暮らし」に憧れている人にとって、あの景色はたまらないはずです。

ただ上毛町には、ここの地域おこし協力隊の方が運営されている、田舎暮らし研究サロン「みらいのシカケ」という、上毛町の案内所のような場所があります。
田舎に住んでみたい、お試しで滞在してみたい、という方が、この場所を通して多く訪れているようです。

古民家をリノベーションしたところなので町にとけこんでいますが、ここにいる人来る人が、たくさん面白いことを考えているので、なんというか、かなりおしゃれです。
やろうやろう!と先を考え、それを実行する人がいると、それはもうこれまでの田舎じゃなく、田舎の色が変わる気がします。

きっと、親戚や友人などなんのあてもなく田舎暮らしに興味がある人にとって、最初に訪れる起点となり、地元の人との橋渡しをしてもらえ、考えを相談できるこの場所は、ここでの暮らしを決めるきっかけに十分になりうるな思いました。

さらに、ここには泊まれる場所まであります。旅館などではなく普通のおうちですが、家の方に相談し、民宿として利用させてもらえるようにしたそうです。ぷらっと来てみたい人にとっては、とてもありがたい。

そこに今回泊まらせてもらいました。
素泊まり1500円で、十分ゆっくりできます。家主さんも気さくな方で、お酒を呑みながら、もう少しお話したかったと思うほど素敵な人でした。

そしてたまたま、知り合いの方のところで餃子パーティとピザパーティをするということで、夜と次の日のお昼に、お邪魔させてもらうことに。

憧れだった生地から手作りの餃子!(写真忘れました)
手作りの釜での、手作りピザ!
それを地元の方やそうでない人と一緒に作る。同じご飯を食べると、自然と仲良くなるから大好きです。

私が思ったのは、またここに遊びにきたい!!ということ。それは、人との出会いが大きいと思います。知っている人がいて、また会いたいと思う人がいることが、田舎町でも人をよぶことに繋がるのかもしれないです。

同じ田舎育ちのものとして、学ばせてもらうことが多くあった2日間でした。


朝の一枚。

もやがかかり、幻想的な景色。
つめたくて、からだいっぱい!に吸い込みました

となりで、一緒におとなしく日の出を待ってくれている村長(犬)。


ほんとうにきれいです。


休日の過ごし方 濃いめ

カテゴリ:遊び 更新日:2015.12.13

今回は豊前市にある、廃校になった学校をリノベーションし、バイオリン工房や喫茶店をされている「もみじ学舎」と、豊前市の隣町にあり、移住への取り組みで注目をあびる上毛町(こうげまち)に行ってきました。

本当に凝縮された2日間だったので、わけてかきます。

もみじ学舎は、市営バス「応因寺前」で降りるとすぐのところにあります。宇島駅からならバスで約30分。

休日はどこまでいっても100円。市営バスと運転手さんにはだいぶお世話になってます。
山も少しだけ色づいてきたみたいです。

上へ上へと登っていき、村と呼ぶにふさわしいほどの、しずかな場所にありました。

きれいな色の、小さくかわいらしい学校です。

校舎の外には、バイオリン工房と、陶芸の部屋。

ここの作家さんたちは、このあたりに住んでいるわけではなく、休日や気が向いたときにふらっときて作業されているそう。あいにく行った日はいらっしゃいませんでした…

各教室は、古雑貨の販売だったり絵画を製作されたりと、いろんな方が作業スペースとして利用されています。イベントの時などには販売やワークショップもされているようです。

そして私がいちばん気に入った音楽室。

階段を上って、外の方にあります。

この場所をみただけで、いろんな妄想が膨らました。木でできたばらばらの椅子と、日差しのさしこむ木の講堂。かつて子供たちが、ここで音楽を楽しんでいたであろう風景がみえます。コンサートができたらどんなに気持ちよくて、ワクワクするんだろうな。ゆず祭り開催時期にあわせ、バイオリンのコンサートなどやっているようです。前のプログラムがかかれた紙があり、カヴァレリアルスティカーナの曲名がありました。その場にいたかったな…

そして最近オープンされたカフェ「幾縁」さんの教室に。かつては職員室だったようです。

やさしく楽しいご夫婦でされています。
おまかせプレート(800円)を注文。こちらは前日までに予約が必要です。

なぜならこんなに手の込んだ料理がでてくるから。有機野菜を使われていますが、調理法にもきちんとこだわり、それぞれの野菜の味がいちばんいきるやり方で料理されています。

オーナー夫妻とお話ししながら、ゆっくり食べる手間のかかったごはんは、本当に美味しかったです。

またぜひとも訪れたい場所でした。
ここは、ワクワク気ままに探検するのがおすすめです。ひとりでドライブがてら、子供のころのように、足や目が行く方に。

ゆず祭りと森の学校

カテゴリ:遊び 更新日:2015.11.22

今日は豊前市でも大きなお祭り、ゆず祭りに行ってきました。豊前の家々でよく見られるのが柚子の木。いつか私も自分の家に植えてみたいです。

休日はどこまでのっても100円という頭の下がる市営バスにのり、山の方へ登っていくこと15分ほど。

周りが、どーんとみえる山々に囲まれています。私も田舎育ちですが、こんな爽快に山が見えることはあまりなく、圧倒されてしまいました。その圧倒力は、大きなビル群なんかより、ずっとすごいです。

地元のお店や組合がだす、優しいお店たち。

ゆず祭りというだけあって、大量のゆずや柚子胡椒をほとんどのお店で売っています。

焼きイカと焼酎を呑んでいると、おじいちゃんが話しかけてくれました。その後おじいちゃんのご家族も一緒になり、海老天や落花生をご馳走に。「がんばんなさいね」と、声をかけてくれる人が、豊前にはたくさんいます。

そのあとバスまで時間があったので、来るときにバスからみえた気になる看板の建物に。

中はまるで図工室のようで、可愛くて不思議な作品がたくさん。作業中の男性が出てきてくれ、案内して下さいました。

自然や芸術に触れることにより、心のリハビリテーションを行う「森の学校」というNPO法人があって、このたんぽぽ舎はいわばその分校のような場所みたいです。(詳しくはHPをどうぞhttp://www.geocities.jp/momijigakusyamorinogakkou/hyoushiao.htm)

お兄さんが廃材を利用して作られた作品。欲しくなりました。

近くには、廃校を利用し、各教室にカフェや雑貨のお店が入っている「もみじ学舎」があるということ。必ず行きたい!

まさかこんな田舎な場所に?(田舎、に偏見があるわけではないです。私も田舎育ちなので)というところに、とても素敵で楽しいことを考えている人たちがたくさんいる豊前市。ワクワクします。

帰ってから無農薬栽培された柚子で、さっそくゆず塩を。しかしこんなにたくさん!どうしようか…

豊前市での休日

カテゴリ:遊び 更新日:2015.11.21

今日は豊前市のグルメ&温泉についてです。

金曜日、お昼休憩に農園の娘さんと行った「ニブルス」。昔からある洋食屋さんで、明るく優しいご夫婦でされています。お昼は会社員の方などでいっぱい。

うにのパスタ(確か800円くらい)が絶品でした。添えてあるレモン絶妙にいい!サービスして下さったかぼちゃプリンも最高です。

そして豊前市に来て初の休日。
お昼は「うどん豊前や官べえ」へ。

細麺でかなり美味しいです。食べログでも高評価!相席になったおばあちゃんと「おいしいね〜」と仲良く食べました。

そして前々から気になっていた温泉「天狗の湯」へ。

(なぜか若干斜め)

今日はたまたま20周年記念(おめでとうございます)ということで、ハズレくじなしのガラポンが!

こんなまぎらわしいのは初めて見ました。
普通に回せばいいようです。
結果は白玉(一番下)でしたが、半額券もらえました。嬉しい!
露天風呂にスチームサウナまであります。
おばちゃんたちとガラポンくじがどうだった〜とか、あそこのお店が美味しいよ〜とか、のんびり楽しくお話しできました。

今夜はタラのみぞれ鍋にしよう!と、
これまた気になっていた魚屋さん、その名も「さかなや」さんへ。
ぃらっしゃい!と、いかにもさかなやさんな声とともに、やさし〜い店主さんがでてきてくれました。
「今日はタラがねぇんだ!変わりに鍋ならこの穴子が別物みてぇに美味しいよ!」と言って、少し炙って食べさせてくれました。ほんとに、プリプリしててうなぎより美味しかったです。

お店というのは味もさておきながら、また来たいと思わせるのはそのお店の人柄だなと私は思います。せっかくあるなら、こういう地元のお店を応援したい。これからもずっと続きますように!また「さかなや」さんでお魚を買おうと、思った今日でした。

紫大根でみぞれ鍋をした結果。
悪魔の鍋みたいになりました。
おそるべし紫大根!!

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