ボタ山に月が出た—昭和遺産の町・田川とその周辺を訪ねる—

~来てみらんばい、筑豊のど真ん中へ~

田川市 居住体験

粋人たちの心の灯火ー酒屋たくらでの晩ー

カテゴリ:交流 更新日:2015.12.05

田川情報を公開するために今も阿蘇の田舎にいる。ドミトリー1泊1500円というゲストハウスの草分けのひとつだが、想像した以上に田舎にある。が、Wi-Fiは自在に使える…。
「情報基地」と呼ばれる場所はだから、なにも都会に限ってあるわけではない。ぼくも田川に着任早々、そんな場がないか、若い人をつかまえて尋ねまくったりしていた。残念ながらそれは自分の得意の飲み屋にはなかったようだ(後述するが、とっておきのカフェはあった)。
が、運のいいことに田川に来て、最初に覗いた店が多くのキーパーソンとぼくを結びつけてくれた。それが酒屋の「味の番頭ー田蔵(たくら)」である。店内はご亭主夫婦の趣味というアンティークの品々で飾られ、なかなかお洒落だ。おまけに品揃えが素晴らしい。

ご当地を含む日本酒、焼酎の選りすぐりと、こだわりのワインがずらっと並んで、もしこの地に住むなら、入り浸りになるだろう予感がした。ま、期間限定滞在だし、田川の情報発信という役回り上、家飲みよりはつい外をうろついていたが…。
もっとも、最初に目についたのはやはり地元産の食料品などで、それらを少し買って、表の看板にあった「呑みの市」というイベントについて尋ねたのだ。
それはボジョレーヌーボ解禁に引っかけ、11月の20日と21日のみ催された、いわばワイン角打ち。初日はそこまで混まなかったので、充分座れたが、ともあれ酒店ならではの低価格で、同店が取り扱う自家製パン(なんでも店を持たず、ここだけの委託販売をしている女性がいるらしい)やチーズ、ソーセージなどをつまみに楽しむ会である。

田川に来て、勝手もわからなかったぼくは両日とも顔を出すことにした。ここには間違いなく、田川でも感度の高い人たちが集まるだろうと思った。その場に居合わせれば、いろんなネタがつかめるだろう。その直感は的中した。
女将のお姉さん夫妻や友人らとアットホームに語らえた初日も忘れがたいが、2日目には案の定、この町でも先端にいる人たちが来たようだ。上記のカフェの店主Fさん、ローカルクリーニング店チェーンの2代目ながら、IT関連の事業に乗り出そうとしているTさん、地元タウン誌でも洗練を誇る「Chikusuki」の編集長Oさんなどなど。朝日新聞の記者氏も来ていた。
いただいたワインもおいしかったが、そうした出会いが嬉しかった。なんでも父母と一緒に店を切り盛りする、娘の愛之さんがチラシを投函した結果なのだとか。

当たり前でないよい酒や食品に絞って店頭に置く。東京など大都市圏なら当たり前のセレクトショップを、特に若者が集まる洒落た飲み屋もない田川で展開する。ハンドリングが難しいようにも思えたが、意外にもいつ様子を覗いても来客はひっきりなしで、贈答のシーズンを迎えるためか、女将さんは注文票を捌くのに必死の様子。
この店のラッピングがまた秀抜ーとは常連客からも聞いたが、そうした気遣いが徐々に大勢に支持されているようだった。以下のブログからもその濃やかなサービスぶりが伝わるだろう。こうしたPR担当の愛之さんも連日、残業の日々らしい。
http://halo-hello.jugem.jp/

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