ボタ山に月が出た—昭和遺産の町・田川とその周辺を訪ねる—

具材が控えめなのも価格を抑えたいがための工夫。今でも一皿330円と高校生の懐にも優しい（おまけに学割で50円引きになる）。ところが巳城さんによれば、「最近一帯はコンビニだらけで、部活帰りの生徒もそのどこかに寄り、なかなかウチまでは来ない」のだそう。今は往時を懐かしむ西高のOBOGがよく寄るのだとか。テイクアウトもあり、道の駅いとだなどでも販売されており、後藤寺以外でも食べられる。

シャキシャキ、スルスル、あっという間に胃袋に収まる量感も夕飯前のおやつに最適だが、遅めのランチで立ち寄った母娘はしっかりダブル530円を平らげていた。
ぼくはシングル＋かしわめしのおにぎり100円でひとまず満足したが、後藤寺商店街を一時間少々散策するうち、うまい具合に消化し、再び空腹を感じてきた。こんな魅力的な軽食が田川にはけっこうある。東田川高校にだってかつて放課後のオアシスはあったのだ。
その話もここでしたかったが、ブログというのは長いと読みづらい。出遅れた分すぐ更新するので、次回も楽しみにしてほしい。