筑後地域へ行ってきました 八女市編
市町村情報 東京
2018.03.12
一日目東京から福岡へ、そして
天神から西鉄電車で久留米市へ、そこから車で八女市に入りました。
特急電車は、久留米市まで約30分と早かったです。
八女市は、県南部の筑後地域にある山間部の多い地です。
お茶の産地で、丘陵地には大規模な茶畑が美しく広がっています。
お邪魔した日は、折からの「八女ぼんぼりまつり」の最中でした。
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八女市地域おこし協力隊の面々、皆明るく楽しい人たちです。
今回の訪問では、下川竜徳さん(後列右)にご案内いただき市内をめぐりました。
まず市役所内にある八女市移住・定住支援センターにお邪魔し、石橋係長とお話しさせていただき、早速市内見学へ出発。
訪ねたところは、2月16日の東京でのセミナーにインフルエンザで来られなかった地域おこし協力隊OBの田中浩子さんと臣仁朗さんご夫妻の活動拠点カフェ&フリースペース「KUMANOSU」へ。
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田中浩子は久留米市出身で、東京で写真の仕事をされていました。
「ちょっと場所を変えたいな…」という思いがあった時に、八女の地域おこし協力隊の募集を見つけたんです。募集の内容が「情報発信と観光開発」で、写真を生かせる仕事だなと思って移住されたとのこと。その後八女市で結婚され今に至ります。
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お二人の活動拠点、ここ「KUMANOSU」は地域の方々の集いの場となって、
年間通じて多くのイベントが催されています。
次に向かったところは、「八女ぼんぼりまつり」の中心地、福島地区の町屋街へ。
箱雛発祥の地であり、古くから雛人形を作り続けている八女。雛人形のふるさとがおくる「雛の里・八女ぼんぼりまつり」の季節が今年もやってきました。
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女児のすこやかな成長と幸せを祈る早春の祭「雛祭り」は江戸中期、町人文化の繁栄と共に庶民の間にひろがり、日本の伝統的な行事の一つとして定着しました。
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八女市は、その人形を作り続けている生産地であり、雛人形のふるさとです。白壁の町並みや市中心商店街の商店を中心に、約100軒の家や商店が、江戸や明治時代の「箱雛」や現代のお雛さまを飾り、お客様を迎えます。
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まつり期間中はさまざまなイベントが開催され、白壁の町並みかいわいや中心商店街など約100か所に雛人形が飾られ、市内は雛の里一色に染まります。
雛人形を飾っている会場の目印に、桃色の提灯が下げられています。
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いよいよ街中を離れ茶畑の広がる丘陵地帯へ。空も山も美しい景色を見せてくれます。
八女市の玉露は、全国茶品評会で高い評価を受けています。
梅干しとお茶で始まる私の朝に、八女茶は定番になりました。
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肥沃な耕土と豊かな自然環境に恵まれ、八女茶、電照菊を中心にした全国的に有数の農業都市です。
また、伝統工芸のまち、職人のまちでもあります。手すき和紙や石灯籠、仏壇、提灯など
多種多様な伝統工芸は江戸時代に産業としての基盤が形づくられ、現在に至るまで綿々と
受け継がれています。
大自然や歴史、伝統の息づく豊かなまち八女市に興味を持たれた方は、八女市の移住・定住に関する情報が満載の「八女のロマン」をぜひご覧ください。
福岡県八女市の定住移住計画のプロジェクト公式アカウントです。
八女の魅力や移住に関する情報をお伝えしていきます。
今回は駆け足で回り、山間部へは分け入ることは出来ませんでしたが、
八女市の空気はたっぷり体感できました。有難うございました。
八女市
面積:482.53km2 (県内2番目の広さです)
人口:64,896人(2017年9月末八女市統計)
世帯数:24,758世帯(2017年9月末八女市統計)
人口密度:143.11人/km2