職・住・余暇が近接、移住したくなる糸島市の魅力を探る👀
市町村情報 福岡
2024.10.03
糸島市の位置図
糸島市(いとしまし)は福岡県の最西部に位置し、北に玄海灘、南に脊振の山々を望む豊かな自然に囲まれながら、九州最大の経済圏である福岡市へのアクセスも良好で、県内でも常に移住希望先ランキング上位にある人気の街です。
市内は大きく3つのエリアに分かれています。JR筑肥線や西九州自動車道を使って福岡市中心部へのアクセスが良い旧前原市エリア、佐賀県との県境に接し海山の自然に恵まれた旧二丈町エリア、おしゃれなカフェや海水浴場などが多く観光でも人気を集める旧志摩町エリアがあって、利便性と穏やかな田舎暮らしを楽しみたい方にピッタリの要件を満たしています。
またこの地域はかねて考古学的に注目されてきたところで、紀元280年頃に書かれた「魏志倭人伝」によれば、魏の使節団が朝鮮半島を経由して倭国(日本)に入る際、伊都国(現在の糸島市を含む一帯)に使者を迎える最初の迎賓館があったとされ、市内で発掘された数多くの古墳や遺跡からも悠久の歴史を感じることができます。
糸島市役所庁舎から望む筑紫富士(可也山)
さて地の利に加えて、糸島市では移住者に向けて様々な支援を行っていますので、いくつかご紹介したいと思います。
① 定住促進サイト「糸島生活」
移住・定住支援に関する施策や先輩移住者の声、それぞれの地域情報など、糸島市への移住を考えている人や、住まいを探している人のための情報を提供しています。
また窓口や電話に加え、オンライン相談も随時受け付けています。
② 地域コーディネーター
さらに生活に密着した地域情報の提供や、移住に対する不安や疑問の解消を図るため、市内15小学校区に地域コーディネーターを配置し、移住先の検討から移住後のフォローまで安心して相談できる体制が整っています。
そして今回は可也校区の地域コーディネーターであり、また先輩移住者でもある南さんにお会いして話をお伺いすることができました。
南さんは宮崎県延岡市出身で、結婚後は福岡市東区にお住まいでしたが、3人のお子さんが成長するに従って、ご自宅を構えるのに糸島市を選択。
ご主人が大学在学中に親しんだ街であったことと、自然豊かな環境や福岡都心への便利なアクセスが決め手となったそうです。
現在は地域コーディネーターのほか、多文化共生をテーマとした団体を立ち上げるなど幅広く活動中のワーキングママです。
地域コーディネーターの南さん
③ 空き家バンク
糸島市では空き家を有効活用するため「空き家バンク」を運営しています。
平成25年度から開始して、年度によってバラつきはありますが通算96件の登録があり、79件が成約。
成約率はなんと82%で、登録後まもなく成約に至るケースが多いそうです。
④ 戸建て住宅ニーズバンク
戸建て物件を探している人が、希望するエリアや価格・間取りなどの条件を市のホームページを通して広く発信することで、条件に合う物件所有者とマッチングさせる仕組みである「戸建て住宅ニーズバンク」も運営しています。
糸島市への移住で戸建て物件をお考えの方は、是非ご利用ください。
⑤ 「糸島しごとさがし」
きっと見つかる「糸島しごとさがし」は、市内の企業や事業所と、仕事を探している人とのマッチングをサポートする糸島市公式の就職支援サイトです。また企業情報を調べられる企業レポートも掲載しています。
⑥ 子育て支援センター
糸島市では前原、二丈、志摩の3地区それぞれに子育て支援センターを設置しており、子どもの遊び場であると同時に保護者同士の情報交換にも有益な「子育て広場」、また、栄養士や保健師が子育ての相談に応じたり、離乳食の指導などを行う「子育て教室」などの子育て支援事業を行っています。
他にも小学校1~6年生までの児童を対象に、放課後児童クラブも開設していますよ。
安全安心ですね〜
まだまだ他にも糸島市で利用できる移住支援制度がたくさんあります。
玄界灘から水揚げされる新鮮な魚介類や、いわゆる「糸島ブランド」と呼ばれる豊富な野菜など、グルメも納得の食材が揃う糸島市。
「糸島ってどんなところ?」「たびたび現地を訪れる余裕がない」という方は、先ずオンラインでお気軽に相談してみましょう。
そして9月30日からNHK連続テレビ小説「おむすび」が始まりました。ヒロイン橋本環奈さんが演じる米田結(よねだ・ゆい)は、自然豊かな糸島市で生まれ育ったという設定です。
どうぞお楽しみに~