令和発祥の都～それだけじゃない！太宰府市はふるさと愛とパワーが溢れるまち

ふくおかよかとこ移住相談センター

イベント情報福岡

2025.03.06

太宰府市は、福岡県の観光名所として、全国的にも有名な都市。

・福岡県の観光地と言えば「太宰府天満宮」⇒学問の神様、菅原道真をお祀りしている受験生の聖地！
・元号「令和」発祥の都⇒これでますます全国的に有名な都市となった！
・全国の４つの国立博物館の一つ「九州国立博物館」がある！
　
そして、
・２０２４年の大河ドラマ「光る君へ」でも古くからの西の重要拠点として描かれていました。
　
　一方で、移住相談をする中で
「太宰府市って住みやすいですか？どんなところですか？」
とよく聞かれます。

　観光では有名でも「住みやすい？どんなところ？」について、実はあまり知らないかも？
　ということで、太宰府市へ行ってきました！

太宰府市役所　ホームページ

●太宰府市役所
　
　お話を聞かせてくれたのは、総務部経営企画課企画政策係の主任主事　田中さん。
　とてもやさしい雰囲気の方で、にこやかに迎えていただきました。
　太宰府市のマスコット「おとものタビット」と一緒にパチリ♪

　田中さんによると、「観光都市太宰府市」としては、オーバーツーリズムによる交通渋滞などのほかに、「回遊性」に課題があるといいます。
　
「回遊性」とは、そこに滞在し歩き回ってもらうこと。

　福岡市内から４０分程度で行ける太宰府市。
　太宰府天満宮など主な観光地を見学したら、福岡市内に戻り宿泊する旅行者がほとんど。
　もっと長く太宰府市に滞在して、いろんなところを訪れてほしい、そんな願いがあるそうです。
　
　太宰府市の課題解決や地域活性のために、市職員として働かれている田中さんは、太宰府市生まれの太宰府市育ち。
　以前は福岡県の大手地方銀行で勤務後、経済団体へ転職。その中で、経営者の方々の「地域に対する思い」を知り、自分も「地域に貢献したい」と強く思うようになり、募集があった太宰府市職員に転身されたそうです。まさに、引き寄せ！

　田中さんから情報提供いただき、太宰府市の「住みやすい？どんなところ？」がどんどん明確になってきました。

　太宰府市は、福岡都市圏のベッドタウンに位置し、人口は社会増が続いています。
　また、5つもの大学・短大が存在する学園都市としての側面もあります。

●全世代が活躍できる町！
　
　民間の有識者でつくる「人口戦略会議」の分析では、太宰府市は全国１７２９自治体のうち６５しかない「自立持続可能性自治体」の一つに数えられました。（太宰府市ＨＰ「市長の部屋」より）

　移住定住戦略としては、太宰府型「全世代居場所」と「出番」構想があります。

【太宰府市いきいき情報センター】

　文化学習情報センター、生涯学習センター、保健センター、地域包括支援センター、NPO・ボランティア支援センター、トレーニングジム等が入る複合施設です。

　1階には、全世代交流フリースペースが設けられています。
　最近ドラマに作品が採用された画家太田宏介さんのアトリエもオープンしましたよ。

太宰府市いきいき情報センター – あなたの "ゲンキ" 応援します

【子どもまんなかの施策】
・民間プールなどを活用した水泳授業実施
・すべての小・中学校にサポートルームを設置
・中学校完全給食の実現、小・中学校給食費の助成。
・こども家庭センターの開設　等

　たくさんの資料を用意してくださり、質問にも実感を持って答えてくださった田中さん。
　本当にありがとうございました♡

　ヒアリングの後は、教えていただいた情報を基に、徒歩とコミュニティバス「まほろば号」で太宰府市内へGO！

●やっぱり外せない！太宰府天満宮

　訪れたのは秋も深まる１１月。
　重要文化財「御本殿」の124年ぶりの“令和の大改修”に伴う、特別な「仮殿」は今しか見られません。

　地酒の試飲＆販売会！　菊の展示会！平日でもやっぱりすごい人！
　梅ヶ枝餅をそぞろ歩きながらいただく。美味しい♡

●大宰府政庁跡はパワースポット！？

　大宰府政庁跡辺りを散策している時にワンちゃんのお散歩中の女性からお話を伺いました。
　「住みやすいですよ～、自然の中でゆったり子育てしたい方にはいいですよ！」
　「（広々とした大宰府政庁跡にある）大きな樹の下では「朝ヨガ」や市民の方が３６５日「ラジオ体操」をしてるんですよ～」
　広がる空を眺めていると、エネルギーが湧いてくるようでした。

●古民家を改築したホテル＆レストラン「ホテル　カルティア太宰府」