ふくおかよかとこ移住相談センター

柳川市の地域おこし協力隊員が増えました!

市町村情報 福岡

2017.12.22

8月半ば、移住相談に来られた寺地勇貴さん。
福岡窓口で担当した渡邊移住コーディネーターに背中をどどどど~んっと押され、

即、柳川市の地域おこし協力隊に応募。

そして、面接を無事に突破して、
11月20日に地域おこし協力隊に着任しました!(パチパチパチ)

市内にお堀が巡る水郷柳川。

その掘割をどんこ舟で巡る「川下り」や「鰻のせいろ蒸し」などが有名で、

年間130万人以上が訪れる観光地です。

福岡市からは、車や電車で南へ1時間弱。

県内有数の農業地域で、

有明海の恵みを活かした海苔の養殖が盛んな漁業のまちでもあります。

奈良県出身の寺地隊員、
もともと柳川市には縁もゆかりもありませんでした。

ついこの前までは、テレビの番組販売や著作権管理をしている大阪の会社で、経理の仕事をしていました。


経理畑から、なぜに地域おこし協力隊員になろうと思ったのですか?

― 経理の仕事は、将来的にAIに取って代わられる仕事ではないかと考え、現場に出て、
人と人とのつながりの中でできる仕事がしたいと思った時に、
地域おこし協力隊の仕事はまさにそれだと思いました。
中でも、映画やドラマ、CMの撮影支援を行う柳川フィルムコミッションの仕事に魅力を感じました。


着任してから、テレビの取材に何度か同行したそうですね?

ー テレビの番組ってこんな風に作られているんだなぁと勉強になります。
僕はまだ、そこにいるだけって感じで戦力になっていないのですが、
その場の判断で臨機応変に動くスタッフを見て、
トラブルが起きた時にどう対応すべきかなど、学ぶ事が多いです。



何のテレビ取材だったかといえば、

「川下り」の冬の風物詩でもあるこの時期限定の「こたつ船」。

あったかいおこたに入って聞く船頭さんの舟歌、これまた風流なり。



寺地隊員から見た、柳川の魅力はどんなところでしょうか?



― 駅を降りた時には、のどかな町だなぁって思いました。
でも、川下りで緑に包まれた風景を進んでいくと、いきなりレンガの並倉が現れるなど、
自然の中に、柳川の歴史と文化が溶け込んでいる景観に感動しました。

こうした景観を、町の人たちが誇りを持って残している、そういう所が好きですね。

フィルムコミッションの仕事をする上でも、
川があって海があって古い町並みがあるという柳川のロケーションは、
映画やドラマの舞台になりやすい環境だと思います。
歩いて見る景色と川下りしながら眺める景色は、視線の高さの違いがおもしろく、
2つの表情がある点も魅力です。



寺地隊員のミッションには
NHK大河ドラマの招致活動もあります。

戦国時代の名将・柳河初代藩主「立花宗茂」とその妻「誾千代(ぎんちよ)」を
大河ドラマにしようと、招致委員会も立ち上がり、キャンペーンを行っています。

小説はもちろん、アニメやゲームでも度々題材に取り上げられるほど、世代を問わず高い人気を誇る立花宗茂と誾千代。

柳川を舞台に繰り広げられる大河ドラマ、ぜひ見たいですね。

最後に、寺地隊員に今後の抱負について聞いてみました。

― まずは、ドラマや映画の撮影にたくさん来てもらえるように、
水郷柳川の魅力をどんどん発信して、より多くの方々に届けたいです。
いつか、自分のアイディアが入った映画などができると嬉しいですね。
将来的には音楽イベントもやってみたいです。

柳川には北原白秋の生家やオノヨーコさんの祖父の屋敷もあったので、
そのような背景を活かした柳川ならではのイベント作りをしていきたいとおっしゃっていました。


柳川とともに、寺地隊員がこれから大きく羽ばたいていくのが楽しみです。

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