福津市へ行ってきた
イベント情報 福岡
2017.02.20
こんにちは
福岡窓口からの投稿です
先日、福津市を訪ねました
福津市は、南東部は許斐山、飯盛山など、北西部は玄界灘に囲まれており、福岡市と北九州市の中間にあるという立地と、JR鹿児島本線、国道3号線が市内を通る交通の便の良さによりベッドタウンとして発展してきました
美しい海岸線とおしゃれなお店が点在する福間海岸は人気のスポットでもあります
近年は大型商業施設ができたり、新鮮な産直品の直売所が賑わったりと買い物環境も充実しています
人口が5年連続して増加し続けている元気な福津市の市役所と、まちの活性化に尽力している民間団体「津屋崎ブランチ」さんを訪ねました
福津市の人口が増え続ける理由はアクセスの良さや買い物が便利なだけではなく、津屋崎ブランチによるまちの魅力の発信が大きな要因のようです
津屋崎ブランチ代表山口さんが福津市津屋崎でまちづくり事業を始め、2009年からの取組みで49世帯108人、この移住者を介しての移住者、マスコミの掲載、口コミなどによる移住者はかなりの数になるといわれています
(津屋崎ブランチの取組事例はHPをご覧ください)
今、津屋崎ブランチは福津市と連携して、次のような事業に取り組んでいます
○ 地域の豊かさを知ってもらうプログラム「福津 暮らしの旅」
○ 古民家再生、空き家活用の取組み
○ 起業支援「福津プチ起業塾」など
○ 学習交流事業「集いの場」
すべて、興味深い楽しい取組みです
(詳細は「津屋崎ブランチHP」や「福津 暮らしの旅」をご覧ください)
【写真:暮らしの問屋 店主 古橋さん】
津屋崎ブランチにお邪魔して『暮らしの問屋』店主古橋さんにお会いしました
津屋崎ブランチの事業の中の古民家再生事業を担当されています
既存の不動産屋さんがなかなか扱わない空き家について、例えば家主さんの資金不要改築プランや定期賃借などの実現に向けて、古橋さんがこまめに相談にのり、空き家を再生活用していくことで、転入者が移り住むことができ、まちの活性化にもつながっています
【写真:元煙草屋さん 改築された古民家】
古橋さんの名刺に
津屋崎への移住相談
空き家の活用プラン提案
家、土地の売買、賃借
住んでからの顔つなぎ
って書いてありました
「住んでからの顔つなぎ」ありがたいですね
古橋さん自身も移住者、地域交流を次世代へ継承されています
古橋さんには、「ふくおかよかとこ移住相談センター福岡窓口」に来場された福津市移住希望の相談者の方何組かに、津屋崎の現地案内をしていただいたり、移住相談に対応いただきました(お世話になりました)
【写真:福津市都市整備部都市管理課 高崎さん】
福津市役所では都市整備部都市管理課主幹兼定住化促進係の高田係長と高崎さんにお話を伺いました
子育て環境でユニークだったのが、地域住民や保護者が学校運営に参画できるコミュニティスクールの推進
地域・家庭・学校の三者で教育目標を定め、共に夢を語りあい、知恵や汗を出し合いながら教育活動を行う取り組みです
高崎さん曰く「福津市でイジメという言葉(事案)は聞きませんね、荒れてる中学もありません」とのこと
移住者が多く、人口が増え続けてはいますが、まちを愛して定住してもらうことが今後の課題
うみがめが産卵にくる海岸、干潟などでの環境学習や、地域の催しでの人との触れ合いなどの体験を通じて地域愛を持ち続けられるまちにしたいとおっしゃっていました
(福津市の移住・定住の支援情報は下記サイトをご覧ください)
【写真:はるみ屋のおでん】
おしまいはおいしそうなおでん
これは津屋崎ブランチがある、津屋崎千軒地区の日替わり店長さんが営む「Cafe & Gallery 古小路」月曜日のお店「はるみ屋」さんのおでん
やさしいお出汁のホクホクおでんでした おいしかったです
【写真:Cafe & Gallery 古小路】
ここも津屋崎ブランチの「起業支援」事業の1つ
手作りパン、野菜たっぷりスープ、おまんじゅう、カフェ、食堂など、毎日屋号が変わる店です
福津プチ起業塾の卒業生を中心に、週に一度、月に一度くらいならという趣味の延長上でほっこり開店しています
Cafe & Gallery 古小路の営業時間や曜日毎の営業店舗名などは下記サイトでお確かめの上お越しください
(はるみ屋さんは毎週月曜日営業ですが、3月一杯で終了予定だとか、また再開しないかな~)
【写真:一輪差しの寒椿と優しい陽光 Cafe & Gallery 古小路にて】
春を感じる陽気の日、福津市へ足を伸ばして、宮地嶽神社や福間海岸を歩いてみませんか