上毛町に行ってきた
市町村情報 福岡
2017.01.16
こんにちは
福岡からの投稿です
先日、福岡県上毛町(こうげまち)を訪ねました
上毛町は福岡県の最東端に位置する町で、西は豊前市、北は吉富町、山国川を挟んで大分県中津市と隣接しています 町の北部は平野が広がっており南部は山地となっています
里山には草木が青々と茂り、流れる河川が織りなす美しい田園風景が広がります
町内をブラリと歩くと陽だまりで寝ている猫、仔犬と畑のあぜ道を歩くおばあちゃん、上毛町の時間はゆっくりと流れていました
町役場で、上毛町企画情報課の森重了一さんと上毛町に家族で移住された西塔大海さんに町のこと、人のこと、移住のことをおうかがいしました
西塔さんは上毛町の移住促進プロジェクトの強力な推進者であり、地域を元気にしていくアドバイザーでもあります
案内していただいたコミュニティサロン・田舎暮らし研究サロン「ミラノシカ」用務員というオチャメな肩書きもお持ちです
-まちの仕事とブランディング-
将来子どもたちが胸を張って、「僕たちが愛するまち上毛」と言えるようにしたい
まちには元気な人がいっぱいいます、里山もあれば川もあります、今までみんなが大事にしてきた里山の資源や産物を磨いて、上毛町らしい仕事とブランドを作り、まちを活性化したい
という熱い想いをおうかがいしました
☞ 詳細はWEBサイト里山ビジネスプロジェクト「こうげのシゴト」をご覧ください
-まちの未来 まちの笑顔-
まちづくりに町外からの視点や専門性を取り入れ、地域内外のみんなで力を合わせることで、良質な人と物の交流が生まれ、まちに活気が出てきます、そこから、移住や定住につながる好循環につなげていきたい
という、まちおこしプロジェクト「みらいのシカケ」についてもおうかがいできました
自由な発想のプランがいっぱいでワクワクします
企画中、成長中のプランが育つことが楽しみです
町外の人が、お好みのプランに『肥料基金』を出して応援するなんてのはどうでしょうか (笑)
☞ 詳細はWEBサイトまちおこしプロジェクト「みらいのシカケ」をご覧ください
-移住のこと-
役場から里山集落の奥の移住相談所「上毛町田舎暮らし研究サロン」に移動して、移住のことをおうかがいしました
主に移住のことで年間になんと1,200人!が訪れるというこのサロン、古民家をリノベーションして居心地のいいコミュニティルームになっています
【写真中央】地域おこし協力隊員小林未歩さん イラストレーターです
【サロンの窓の向こうに広がる田園風景、はるか先には瀬戸内海、山口県まで一望できます】
【歴史が刻まれたかまど】
サロンにはすでに移住してきた人たちも自由に立ち寄っていて、西塔さんはそれぞれに少なくとも月に1回は顔を合わせるといいます
移住者の心のよりどころになっているようです
移住相談者には、西塔さんや地域おこし協力隊員の若岡さんが1日かけてまちを案内したり、まちの人を紹介したりしてくれます
移住を決めるためには人との繋がりが大切とおっしゃいます
町外から通いながら少しづつ田舎暮らしに慣れていく、まちの人たちと交流を深めていく、こんなスタイルをおススメされています
(ちなみに、西塔さん曰く、上毛町への移住は『田舎暮らし入門編』ですよ、とのこと
西塔さんや森重さんの話を聞いていると、勇気が出ます)
まちの人を大事にし、訪れた移住希望者を大事にする
無理に移住希望者の背中を押さない
そんな、優しい森重さんや西塔さんの姿勢が、リピーターの多さにつながっているのでしょう
まちの未来を想い、人を愛す
それでいて、限りなく底抜けに明るい人たち
地元の方を中心としたボランティア団体は40を超え、多様な地域活動が催され、イベントの数は数えきれないとのこと、そこに西塔さんたちの企画もあって、まるで万華鏡にようにキラキラしてました
田舎暮らしをしたいあなた、上毛町いいとこだよ
町内の道の駅にあったシャレたピザ屋さん、ここでピッツアを焼いてくれた方も地域おこし協力隊員さん
自身のスキルを生かして地域の活性化を目指すミッションをお持ちというだけあって、とってもおいしいピッツアでした