ふくおかよかとこ移住相談センター

香春町に行ってきた

市町村情報 福岡

2016.12.13

こんにちは

福岡からの投稿です

12月7日に香春町に行ってきました

香春町に着任している『地域おこし協力隊』の3名の隊員さんと町役場まちづくり課さんの取組み『香春町ぐらしトライアルウィーク』を見学するのが主な目的でした

以前、隊員の一人、濱田さんが東京窓口を訪れてくださったときのブログはこちら

まず香春町の簡単なご紹介

香春町は福岡県の北東部、筑豊地域の北東端部に位置し、周辺は山々に囲まれ、手を伸ばせばすぐに里山という自然豊かな町です
町のシンボルでもある香春岳は主に石灰岩で形成された山であり、五木寛之の小説『青春の門』に登場し、有名になりました

香春町の移住定住パンフレットのイラストがいい感じです
香春町はこんな感じのところです

(「空き家・空き地情報バンク」や定住奨励金など、香春町の移住定住支援制度の詳細はパンフレットをご覧ください)

さて、香春町に着任している地域おこし協力隊とは?

それは、『香春町協力隊だより』を見るとよくわかります
おもしろいのでぜひお読みください

下の写真の跳んでる3人が協力隊員です
左)濱田さん 広島県出身 移住希望者への情報発信担当
中)村井さん 大阪府出身 移住と交流の場づくり担当
右)手島さん うきは市出身 空き家活用担当

協力隊だより第1号に書いてありますが、下記のような目的で日々活動されているのです

(記事抜粋)
『協力隊のミッション
香春町における人口減少と空き家の増加。
私たち3人の協力隊は、この問題に立ち向かうため、都市部の若者たちに香春町のよさを伝え、空き家に移住してもらう仕組みづくりに挑戦しています。』

そんな中で、『香春町ぐらし トライアルウィーク』~これからのくらしを考える、里山での7日間。~
(11月上旬~3回に亘って実施)を見学です

トライアルウィークとは都市部に住まわれている方が田舎暮らしを体験するプログラム
リノベーションした村井隊員居住の古民家1階で1週間から10日間滞在し、農業体験や干し柿作り体験など香春町ならではの生活の営み方を体験したり、自分の特技を生かした仕事の作り方を考えたり、田舎に移住する上で不安な仕事面についての体験を中心にプログラムが組んであります

11月にスタートしたこの企画は1組目で東京都からの女性、2組目で福岡市からの女性を受け入れました
ちょうど見学に行った日は3組目のトライアルステイファミリー・名古屋から来られた笹原さんファミリーの滞在3日目でした

ステイ中の笹原さん(写真中)町役場まちづくり課坪根係長(左)村井協力隊員(右)、福岡移住計画の窪田ディレクターからお話をうかがいました

移住を考えられている方たちの不安のひとつ、地元の方とうまくやっていけるかなという不安
悩むより現地に行って滞在して体験するのが一番です
たまたま、当日の夜は村井邸に地元の方たちが来られて笹原ファミリーと鍋を囲んでワイワイと交流会があるとのこと
ウェルカムとウェルカム、楽しい宴に話の華が咲いたことでしょう

笹原さんはママの視線で小学校を見学したり、ステイしないとわからないことを積極的に動いて見ていらっしゃるようでした

村井邸の庭ではまだ3日目なのに地元感バリバリで元気よく走り回る笹原ファミリーの子どもたち
子どもたちはステイ期間に子どもなりのセンサーを全開にして香春町の空気を肌で感じるんでしょう

移住希望者が抱く不安や疑問のもつれた糸を実体験でほぐしてくれるトライアルウィークにステイすることは、進むこと、立ち止まること、方向を変えることを示唆してくれるはずです

トライアルウィークの3回の予定は完了しましたが、今後も実施して移住希望者の最初の1歩を作っていただきたいと思いました

子どもたちのバイバイを後にして、香春岳を背にしながら帰路につきました
山のほうから『信介しゃん』という声が聞こえたような・・・


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