『おんがあるからオフできる』遠賀町はお日様のような町
市町村情報 福岡
2024.07.12
JR鹿児島本線で、博多駅から約50分、小倉駅から約30分のところにある遠賀町。
一級河川遠賀川の河口近くに広がる田園風景が美しい町です。
「おんがまち」ではなく「おんがちょう」と読みます。
福岡県で「ちょう」と読むのは、遠賀町だけだそうですよ(トリビア!)
今年度、遠賀町は町制施行60周年を迎えました!おめでとうございます!
町の公用車には、住民の皆さんが書いた、町を表す漢字などのシールがボディいっぱいに貼られていました。
今年度は、町のあちこちで見かけるかも♡
遠賀町には「みんなの夢応援プロジェクト」という企画があり、町民の団体やNPO団体が遠賀町を盛り上げるさまざまな取組みを実施しています。
町制施行60周年記念事業枠も盛り上がっています!
「20,000本のおんがキャンドルナイト」
「遠賀町60周年ひまわりプロジェクト」(2024年7月14日開催!)
「食の文化祭」「花のフェンスアート事業」
「子どもたちに自信と夢を!ロケットとばそうin遠賀」
などなど、町全体が町制施行60周年を祝うムードに包まれています。
さて、そんな遠賀町の魅力とは?
遠賀町企画政策課広報係の河村さんにお話を伺いました。
河村さんは遠賀町で生まれ育ち、東京の大学に進学されました。
その後、ご両親の勧めもあり故郷の遠賀町に就職。故郷に帰って来て、また、公務員としてお仕事をする中で、遠賀町に暮らす人々の優しさや温かさに触れることが多く、いい町だなぁと改めて感じられたそうです。
人口推移としては、昨今の人口減少もあり、緩やかに減少しているそうですが、
「地域のつながりが感じられ、慣れ親しんだ町に住み続けたい。」
そんな思いが遠賀町での定住に繋がっているんでしょうね。
町のイメージキャラクターは「おんがっぴー」
ぽかぽかとあたたかいお日様のような町のイメージにぴったりです。
因みに一緒に映っているキャラクターは福岡県の「エコトン」(地球温暖化について「エコ」を呼びかけるために誕生)。
さすが!河村さんは、ご存知でした!(よかったね、エコトン♪)
広報係の河村さんは、町制施行60周年のイベントでますます大活躍です。
頑張ってくださいね!
さっそく、遠賀町の暮らしを見てみましょう!
★2023年4月にオープン!まちのコミュニティ「おんがみらいテラス」
「住民の何気ない毎日と、豊かな人生を応援」をコンセプトに町民の交流の場となっています。
駐車場も広く、JR遠賀川駅に併設されているので、多くの人が利用されているようです。
子育て支援ひろば「ぐっぴい」があり、親子で遊べるスペースや子育て相談もできるそうですよ。
また、多目的スペースや自由に集えるテーブル、ベンチ、カフェもあります。
待ち合わせに!学校帰りのお勉強タイムに!子どもたちの交流に!情報発信に!と活用されています。
★毎日のお買い物は?
大型スーパー「ゆめタウン遠賀」があり、お買い物には困りませんが、他にも町民御用達のお店があります。
≪JA旬彩の市やさい畑おんが店≫
農業が地場産業の遠賀町。新鮮なお野菜が並びます。
お米でできたご当地グルメ「米麺(べいめん)」も売っていましたよ。
さらに、お米が美味しい遠賀町ならでは、ご当地日本酒も!
≪グリーンコープ≫
JR遠賀川駅前に、元気なお母さんたちが集うグリーンコープが。
通常、グリーンコープは会員しか買い物が出来ませんが、こちらのショップでは誰でも購入することが出来ます。
賑いに誘われて覗いてみると、夏限定のジュースやハチミツを試食させて下さり、なんとラッキーなことに当日(火曜日)は200円で野菜が詰め放題♡お母さんたちがぐいぐいと、はちきれんばかりにお野菜を入れて下さいました。ありがとうございました(T_T)
★暮らしを彩る素敵なお店たち!
町にスイーツやベーカリーなど、お気に入りのお店があると素敵だと思いませんか?
≪マサジロウバーガー≫
アメリカンな店内。ボリュームたっぷりのパティやベーコン、バンズもおいしかったです!
≪アラペイザンヌ≫
フランスで修行され、東京や神奈川で出店。2008年に故郷の遠賀町にお店をオープン。
特産品の「遠賀菜種油」を使用したバームクーヘンは、しっとりして本当においしかった!
なんと藤井八段の勝負めしとして、アラペイザンヌ福津店の「マンゴーバームクーヘン」が選ばれたそうです♪
他にも住宅街にはインスタ映えするパン屋さんやコーヒー&甘味処の豆工房もあり、個人的にワクワクでしたが・・・訪問した火曜日は定休日。みなさん、定休日を調べてから行きましょうね(T_T)
★交通アクセスはどんな感じ?
≪遠賀町コミュニティバス≫
JR遠賀川駅を発着地点とし、町の要所を結ぶコミュニティバス。200円で町内を巡ります。乗り継ぎも1回に限り無料。60歳以上は100円です。
ゆめタウン遠賀の中にも乗入れていて、お買い物金額に応じて帰りは無料券がいただけるとか♪
車に乗らない人やご高齢の町民には大変嬉しいバスです。
★住まいや子育て環境は?
≪住宅地と空き家バンク≫
コミュニティバスに乗っていると田園①②③④というバス停がありました。昔は田園風景だったところが、住宅地になったのかな。閑静な住宅地が広がっていましたよ。
空き家バンクは町の調べでは現時点で、9件登録の内8件が成約済みだそうです。
≪遠賀町の公園は特徴がある!≫
「電車が見える公園」(写真左)電車が来るとテンション上がる~
「恐竜公園」(写真右)恐竜を模した遊具にワクワク!
広々とした公園。休日はお弁当を持ってピクニックするファミリーも多そうです。
≪こども家庭センターを開設!≫
遠賀町では、「母子保健担当」と「児童福祉担当」が一緒になっており、町内にお住いのすべての妊産婦、こども、子育て世帯への相談支援をワンストップで行えます。
何でも相談できるって、安心ですよね。
★遠賀町の起業支援!
おんがみらいテラス近くにある「ピピット」は起業家さん達を応援する施設。レンタルオフィスもあり、起業相談をしてくれます。
町内での独立開業のステップとして、試験的な店舗運営ができるチャレンジショップ(Pショップ)もあるそうですよ。(入居者の募集締切:2024年7月31日、入居予定時期:2024年9月1日以降)
(現在のJR遠賀川駅南地区)
★遠賀町の未来図
遠賀町では、持続可能な都市運営のために、JR遠賀川駅を中心としたコンパクトシティづくりが進んでいます。
町民ファーストでもっと暮らしやすく!仕事や遊びで活動(オン)して、安心して楽しく暮らせる(オフ)遠賀町。
遠賀町は人生100年時代を迎え、人が生き生き、のびのびと暮らせる町として進化し続けています。
目指せ!町制100年!
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