ふくおかよかとこ移住相談センター

ひと育つ、こが育つ、未来に向かって、育ち続けるまち「古賀市」

市町村情報 福岡

2023.11.02

 

 厳しい夏の暑さも遠ざかり、今回訪れたのは爽やかな秋風が心地よい古賀市、
翌日から開催される古賀放生会に向け、露店の設営に慌ただしい中を、
古賀市役所総務部経営戦略課の吉野係長と梶原さんをお訪ねして、
市の魅力や移住支援に関する施策など、諸々教えていただきました。

            古賀放生会の一コマ

 さて古賀市役所に勤めて20年の吉野係長がお薦めする古賀市の魅力いち押しポイントは、
福岡市の近郊にありながら、海・里・山の自然に恵まれているということ。
 JR古賀駅から博多駅まで快速でわずか17分、小倉駅まで同44分の距離感、
西は白砂青松の海岸線を境に玄界灘、東は緑豊かな山々と蛍が舞う清流に囲まれ、
まさに住んで快適、通って便利、移住先として自信を持ってお薦めできる街です!

子がイチバンのまち、古賀市

 古賀市では2019年10月に「古賀市子ども・子育て支援条例」を施行して、
子ども達が元気に育ち、安心して子育てができる環境づくりを目指してきましたが、
さらに子育てを社会全体で担い、子育て世帯の経済状況にかかわらず、
みんなが安心して必要な医療が受けられるよう、
2024年4月から18歳までの子ども医療費完全無償化を発表しました。
 県内市町村では5例目となりますが、福岡都市圏では初めての施行となります。
こころ強いですね~!

小中学校2学期制

 古賀市では授業時数を確保して確かな学力を育み、個性を大切にしながら能力を伸ばすために、
2006年から1年間を前期と後期の2学期で構成、また全小中学校35人以下の学級編成として、
きめ細かい教育活動を実施しています。

 また2023年から中学1年生を対象に、職業人を各中学校に招いて仕事内容や日常の中で大切にしていることなど、
対話を通して生徒が自分の将来について考える「夢授業」交流会を実施して、
将来を担う子どもたちが健やかに成長し、誰もが安心して子育てできるまちを目指して、
さまざまな子育て応援事業を充実させています。

 詳しくは↓をご覧ください。

のる~と古賀(AIオンデマンドバス)

 既存の路線バスのように時刻表や決まった運行ルートがなく、直前の予約状況に応じて、
AI(人工知能)が最適ルートを探索しながら走行する乗合バスです。
 県内では宇美町、宗像市、小郡市、福岡市東区、福岡市西区が導入済みですが、
乗務員不足が深刻化する中、より少ない台数で効率的に運行できる利点があり、
地域公共交通ネットワーク構築に向けた大きな一歩となります。
便利かね~

地域おこし協力隊

 さて今回の訪問に合わせて、実際に他府県から古賀市に移住して地域おこし協力隊として活動するお三人様に、
お忙しい中を市役所までご足労いただき、古賀市の魅力や現在の業務内容、
さらに退任後のプラン等についてお話を伺いました。

黒木さんは熊本県出身。
 国内(東京、名古屋)はもとより、遠くフィリピンやブルガリアなどで映像制作に携わってきたベテランで、
約2年前から古賀市観光活性化支援コーディネーターとして観光情報の発信やPR、マーケティングに活躍中です。
 退任後も地域との交流を大事にしながら、まちづくりの仲間を増やしていきたいと、熱く語っていただきました。

田中さんは滋賀県出身。
 ものづくりの業界に長くお勤めでしたが、人との関わりを持つ仕事がしたいと、
縁もゆかりも知り合いもいない古賀市でゼロからスタートして1年半。
 最初は不安だらけだったそうですが、中心市街地活性化支援という難しいミッションに奔走して、
「人の笑顔をつくる」のも協力隊の仕事だと自認しながら、
今では活動拠点にしている古賀駅西口商店街が最高に落ち着く場所となって、
すっかり地元に帰った気分にさせてくれるそうです。

さて紅一点の関東さんは、さにあらず大阪市出身。
 今年1月に着任して「ふるさとの味継承支援」という、まさに昨今何かと話題になる事業継承を担っています。
2009年 地産地消を推進し地域の活性化を図るというビジョンを持って、
女性ばかりで立ち上げた「まんま実~や」の元メンバーから、農産物加工の指導を受けながら、
古賀産の果物を使ったジャムなどの商品化に向けた試作のほか、ご自身でも農業を始めたそうです。
 また退任後は農産物の加工販売業で独立開業という目標もはっきりしています。

 皆さん、協力隊としての任用期間はもちろんですが、退任後も古賀市のまちづくりに関与しながら、ご自身の充実したライフプランを歩んでくださいね!

       古賀市地域おこし協力隊の、左から黒木さん、田中さん、関東さん


新たな交流スポットまちの食交場「るるるる」

 さてここからは市内の元気スポットを案内してもらいました。
 先ずは市の玄関口であるJR古賀駅西口の新たな交流拠点として7月にグランドオープンした「るるるる」。
「るるるる」は、ふらっと集ま「る」、美味しいごはんを食べ「る」、みんなとしゃべ「る」、
そんな場所が始ま「る」を合言葉に、空き店舗をリノベーションした食の交流施設です。

 シェアキッチンで曜日ごとにさまざまなお店の料理やお菓子・ドリンクが楽しめ、
同時に西口エリアの散策や商店街の買物など、「暮らして楽しいまち」の魅力を発信しています。

      るるるる常設店で買える「パンストック」のパン


インキュベーション施設「快生館」
       ※インキュベーション:新たなビジネスの創出、新規事業の支援

 古賀市山間部に位置し「博多の奥座敷」として名高い薬王寺温泉にあって、
地元から長く愛されてきた温泉旅館「快生館」。
 新型コロナウィルスの影響を受けて休業となっていたこの温泉旅館が、
古賀市との共働により、2021年10月にワークスペースとして生まれ変わりました。
 運営事業者の(株)SALT拠点ディレクター相良さんに館内を案内してもらいました。

 温泉旅館という設備を活かしながら、オフィスやワーケーションなどのビジネス利用をはじめ、
地元の皆さんとの交流や周辺の自然環境を活かした様々なアクティビティも楽しめ、
コロナ禍を踏まえた新しい働き方と快い生き方を提供してくれます。
 仕事に集中した後は温泉に入って一息ついたり、
窓の外から見える緑を眺めながらゆっくり時間を過ごしたり、
この場所ならではの体験をしてみませんか?

      左から古賀市役所の吉野係長、梶原さん、(株)SALTの相良さん


 というわけで、自然、歴史、癒しに溢れ、新しい出会いでくらしの満足度も上がる古賀市、
皆さんも是非体感してください!

さあ、見つけに行こう
きっと、もっと見つかる古賀の楽しみ方

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