地域おこし協力隊OBのお二人の活動をご紹介 ~田主丸/黒田さん、広川町/山本さん~
イベント情報 東京
2022.05.11
こんにちは、東京窓口です。
皆さん、地域おこし協力隊をご存じですか?
地域に貢献できる仕事として、福岡県でも多くの人が活躍しています。
総務省の地域おこし協力隊のページには、
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。
もっと簡単に言うと都市部から、人口減少傾向の地方地域に移住し、地域の特産品や農業、町のPRなど活動し任期は3年未満です。
今回は、その3年の任期を終えて、退任後も定住されているお二人を紹介します。
お一人目は、今春に退任された、久留米市田主丸の黒田さん。
3年間田主丸の魅力発信の活動に奔走しました。
今までの人生では経験できなかった体験や活動、大学生のイベントサポートや、田主丸認定者農業者協議会の『田主丸ん動画』は必見!ゆる~い味わい深いYouTube配信。活動を通じて色々な分野とつながることもできたそうです。中でも、歴史好きな黒田さんが注目したのは、「神事」。
田主丸には地域ごとに様々な神事を通じての文化があることにとても惹かれたそうです。地元との宮司さんからのお誘いもあり、神事を取材し、情報発信することも地域おこし協力隊のミッションになりました。
そんな充実した3年間でしたが、ついに任期を迎えますが、今までの取りまとめた記事をもとに努力の甲斐あってホームページ「祈る、田主丸。」完成。当日は元職場の方々が内々の会食の場を設けてくださったとのこと、お酒に料理、何と美味しかったことでしょう!退任後も田主丸に残り、歴史や神事について探求していくとのこと。いつか本を出せないかなあ、とのこと。是非拝見したいですね!
お二人目は、広川町の山本さんです。
2017年に神奈川から奥様、息子さんと3人での移住、広川地域おこし協力隊として活動されました。
お店がたくさんあるわけでもない小さな街、広川町の魅力をどうやって広く伝えようか、お試し居住もできるゲストハウス「ORIGE」の立ち上げ、ファッションショーの開催、今までの広川にはない新しい風を吹き込んだり、でも伝統文化も忘れずに、久留米絣工房とのコラボイベントの開催など、幅広く活動の山本さんです。
地域おこし協力隊を退任後もニュー・ヒロカワ合同会社を立ち上げて、引き続き広川町で「Kibiru」と「Orige」の管理業務を行っています。
幼稚園児だった息子さんも小学性、立派な筑後っ子です(^^)
Origeはゲストハウス、お試し居住としても利用できます。
Kibiruは、広川のモノづくり拠点です。
新しい試みで、地元筑後地域の食材を生かしたスープ、「ナチュラルスープ」も始めたそうです。チャレンジ精神旺盛な山本さん、これかの活動も楽しみですね!
そんな山本さんのお話を聞いてみたい方、ふくおかよかとこ移住相談センター開催の「「働くばいふくおか」では、山本さんと直接移住相談だできますよ。また地域おこし協力隊に応募しようか迷われている方も是非お話してみてください!