ふくおかよかとこ移住相談センター

五感がよみがえる!心と身体の原点回帰~篠栗町のお宝たち~

市町村情報 福岡

2020.12.18

博多駅からJRで20分、福岡空港まで車で25分のところにありながら、町の7割が美しい緑の山々の篠栗町。


篠栗町にはたくさんの資源(お宝)が転がっている!
そんな驚きが隠せません。



今回ご案内頂いた、まちづくり課の小山和宏さん(左)と地域おこし協力隊の溝口聖子さん(右)

コロナ感染拡大防止のため、マスク&アクリル板を挟んで、ドラマの面会シーンのようなご対面・・・(笑)


早速、地域おこし協力隊として活躍している溝口さんのお話を伺いました。

女性の目線、異業種経験者の視点で「新しい風」となる企画提案をされています。

「篠栗町には良いものがたくさんあるんです!
自分が本当の良さを解ってこそ、人に伝えることができます。
篠栗の本当に良いものに、もっと光を当ててあげたいんです。」

そんなまっすぐな地域おこしへの情熱を持つ溝口さんが取り組んでいるのは・・・

自分らしさを取り戻せる場所・・・「森林セラピー」と「お寺巡り」です。


●森林セラピー
ただの「森林」ではないですよ~
森林リラックス効果が科学的に実証された「森林セラピー認定基地」なのです。

その魅力とは・・・(以下、溝口さんのお話からイメージ)

森林の中で落ち葉の上にマットを敷き、横たわると、身体中で森を感じる。

風や草が揺れる音や香り、鳥たちのさえずり・・・

心を静めて自然に身をゆだねていると、五感が開き始める・・・

五感が研ぎ澄まされることで、新たなエネルギーが湧き、

気持ちがリセットされ、自分を素直に受け入れ、

生きていることに感謝が生まれる・・・

「森の案内人」が案内をしてくれます。

大きく深呼吸したくなります。
心と身体の原点回帰、森林セラピーの魅力。身体と心は繋がっているんですね。


●お寺巡り
篠栗町には「篠栗四国八十八か所霊場」があるくらい、お寺さんがたくさんあります。

「こ、これは?」見えてきたのは・・・

超有名な南蔵院の「釈迦涅槃像」(総本山の一番札所)

極楽、極楽・・・って言ってそう。



こちらは、山王寺(61番札所)のご住職の松下真明さん。(小山さんの元消防団先輩です)

夏には、涼しい風物詩(風鈴のトンネル)が話題になっているそうです。

インスタ映え間違いなし!

夜はライトアップもされるそうです!
キレイでしょうね~

溝口さんによると、コロナ禍の影響で訪れる観光客に変化が見られるそう!
最近は、お遍路がとっても評判だそうです♪
篠栗町では、観光協会の企画で、町のお坊さんが歴史や利益(りやく)の説明、お参りの作法などを説明しながら案内してくれるそう。

お寺での瞑想、写経、ご住職の有難いお話・・・
静かな時間と心を取り戻せそうですね。

そして、「旅館の美味しいお昼ご飯を予約して食べて欲しい!」と溝口さん。

心づくしのおもてなしで、お腹も心も満たされますね(*´ω`)

SNSを活用した町の活性化に貢献し、篠栗町の持っている資源や可能性を最大限に引き出して魅力を開花させる・・・
それが、溝口さんの「使命→志命」なのかもしれませんね。

必要な時に、点と点のご縁がつながっていく、そんな地域の方々との「ほど良い距離感」。
「人の温かさ」も篠栗町の素敵な資源の一つなんですと教えてくれました。

お寺巡りが好きで、森の魅力に惹かれ、人の心について考えられる溝口さんだからこそ、
これからどんな魅力いっぱいの企画が出来るか、楽しみです!要チェックです!

米ノ山(福岡のランドマークも見える?)

若杉山(太宰府も見渡せる!)


凄い絶景!!!

福岡を丸ごと見渡せるかのような景色を見せてくれたのは、篠栗町まちづくり課の小山さん。

「2キロくらい歩きますが、大丈夫ですか?」と誘われ、気楽についていくこと、数分で気づく。
登りっぱなしの山道!な、なんの修行かな・・・(T_T)

「大丈夫ですか?」と声を掛けて頂くが、どんどん小さくなる小山さん。
「これはハードな森林セラピーなのだ!」と自分を励ましながら、ついて行くと・・・

ついに視界が開け、あの絶景が広がっていました。

あの方を信じて歩いて良かった・・・
頑張った自分にご褒美をあげたい・・・
だけど2日後には恐ろしい筋肉痛が・・・

と感慨に浸る私の横で、爽やかに「これが見せたかったんですよ」きらりん♪とほほ笑む小山さん。

小山さんにとって、「自分にかえる場所」なんだそうです。
そうか、ここにも「自分らしさを取り戻せる場所」があったのだ。



そして、「ここが大好きなんです」と、細身の小山さんがするりと通り抜ける、巨大な岩場「挟み岩」。
善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)が杖で割ったという伝説や弘法大使が杖の一撃で割ったという逸話があるそう。

私が挟まって、抜けなくなったらどーすんだ??
ご安心ください。
「善人は通り抜けられる」らしく、私も無事に通り抜けました(^^♪


都心部から20分の篠栗町で、こんな絶景が見られるなんて!
そして、想像を超える自然の造形に圧倒されました。

余談ですが、恐れていた2日後の筋肉痛がありませんでした。
後日、心配してくれた小山さんに「これは森林セラピーの効果ですか?」と聞くと
「そうです。森林セラピーのおかげです。」ときっぱり。
森林セラピーの効果?を、身をもって体感できたのでした。(筋肉もリラックスしたんだね)


まだまだ、篠栗町のお宝がありますよ~♪

オアシス篠栗(総合保健福祉センター)

無料のコミュニティバスや温泉施設♡
キッズルームやトレーニングルームもあるんです。

町民の心身の健康増進や憩いの場として愛されています♪


クリエイト篠栗

図書館やホール、会議室など、町民の皆さんの活動に利用されています。
なんといっても、連絡橋(ささぶりっじ)で篠栗駅と直結されていて、便利です♪
 

さらに、広大な篠栗北地区産業団地に企業を誘致するなど、
雇用の創出にも取り組み、都心部に働きに出て行くのではなく、近隣の市町村からも篠栗町で働く人を増やして、活気がある町づくりを目指しています。

そんな篠栗町だから、都心部からの転入者(主にファミリー世帯)が増え続けているんですね!
宅地が販売されると、たちまち埋まってしまうほどだそうです。


それにしても、篠栗町を自分の庭のようにあちこちと案内してくれて、地域に濃ゆ~いネットワークを築いている小山さん。

あらゆるデータを検証し、篠栗町の将来を創造する重要な「まちづくりの使命」を担っています。
町と人を本当に大事にされているんだなぁ。


コロナ禍で世の中が「原点回帰」の流れに向かっている昨今。

「自分らしさを取り戻せる場所」がここにある・・・

お年寄りも次世代の子どもたちも、誰一人取りこぼさない持続可能な取組み(SDGs)を本気で推進している町。

そんな篠栗町の魅力を存分に感じることができました。


最後に、個人的なお土産ナンバーワンの「お宝」はこれ!
こんにゃく♪

こんなこんにゃく初めて!
全然臭くない。わらび餅みたいに、もっちり、もっちり。
今までのこんにゃくの概念を覆す食感です!(個人の感想です(^^♪)
お刺身、最高!おでんに入れても、もっちり感は健在!

ふるさと納税でも人気だそうですよ♪
お寺を巡って、こんにゃくをお土産にして、精進料理のフルコースも良いかもね~♪


都心部から最短で味わえる「癒しと絶景」、そして「暮らす人々が元気になるお宝」がいっぱいの町、篠栗町。
「いつまでも住みたい。いつでも訪ねたいまち。篠栗町」に、是非、足を運んでくださいね。

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