ふくおかよかとこ移住相談センター

ふるさとの恵みを生かし安心して心ゆたかに暮らせる交流都市八女

市町村情報 福岡

2020.12.07

今回は「誰もが安心して住める、長く住みたくなる八女市」の魅力を、「移住者への支援制度」「文化」「特産品」「グルメ」「ダイナミックな自然・風景」をつうじてご紹介します。

八女市は福岡県筑後地方に位置する、福岡県内では北九州市に次ぐ2番目の面積の市です。

さて、そもそも何故「八女市」という市名なの?ということですが
『日本書記にある、景行天皇が八女の県に巡行されたときに「東の山々は幾重にも重なってまことに美しい。あの山にたれか住んでいるか」という問いかけに
水沼の県主が「山中に女神あり。その名を八女津媛といい、常に山中にいる」と答えた』
という逸話からきていると言われています。八女市らしいロマンに満ちたお話ですね。

八女市役所を訪問。
本日ご同行いただく「定住対策課・紫原さん」と「移住・定住支援センター所属、地域おこし協力隊の原さん」ご登場、今日はお2人に八女市の魅力をご紹介いただきます。
原さんは京都市の大学を卒業後「やっぱり八女が好き」とUターン、5月から地域おこし協力隊の一人としてご活躍中のバリバリのニューフェイス。 

原さんによると「八女はとにかく人が暖かい。考えられないぐらい親切、手伝ってくれる、教えてくれる、ときには野菜などの頂き物がうれしい」とのお話。

そんな「とても人のこころが暖かい八女市」の代表的な魅力はつぎのようにさまざまです。

・豊かな大自然。四季折々の景色を楽しみ、生活しているだけで心が満たされ、落ち着く。
・人のあたたかさ。人とつながる地域での活動があり、見守られている安心感がある。
・時間がゆっくり流れ、自分の時間・家族との時間を満喫できる。
・日本古来の伝統工芸、歴史が残っており、肌で感じることができる。
・「茶のくに八女」ならではの高品質のお茶や豊富な果物、美味しく安心できる食材がある。
・お祭りやイベントがたくさんあり楽しめる。
・暮らしや子育ての補助(※)が充実している。

※「若年世帯家賃支援補助金」「やめUIターン子ども応援手当」「新規創業・新事業展開補助制度」「伝統工芸等継承者育成事業」「農業人材力強化総合支援事業」など。
八女市に移住する方々にとってうれしいことばかり。

なかでも、移住される方々のお住まいに関して、補助制度が充実しています。
◯若年世帯家賃支援補助金=市内の賃貸住宅に転入もしくは転居する若年世帯(令和2年4月1日現在において、夫婦の合計年齢が80歳未満)に対し、家賃の一部を補助。
◯新築マイホーム取得支援補助金=市内に住宅の新築等をした人に対し、取得する家屋の固定資産税相当額を3年間、また転入世帯や新婚世帯又は子育て世帯には一時金を支給。

市役所でのご挨拶のあと、紫原さんと原さんのガイドにより八女市魅力巡りスタート。
最初は「八女伝統工芸館」を訪問。

伝統工芸のどっしりとした巨大な「八女石灯ろう」が訪れる人々をしっかりと出迎えてくれます。

ここ八女伝統工芸館では「職人さんのまち八女」の長い伝統が息づく、工芸品の数々を間近で見ることができます。

圧巻は、八女の職人技が集結した総合芸術「日本一の大型金仏壇(八女福島仏壇)」その迫力には感動!文政4年(1821年)に八女福島で仏壇づくりが始まりました。歴史の重みがある超一流の職人さんたちの技が光る伝統工芸です。

さて、八女市の代表的な伝統工芸をもう一つご紹介したいと思います。
「百聞は一見に如かず 百見は一考に如かず 百考は一行に如かず」と言いますが、やはり実際に体験をということで、「八女手すき和紙」を体験取材。
この八女手すき和紙は、八女地方特有の長い繊維を持った楮(こうじ)を用いるため強靭で優美な和紙ができるとのことで、芸術家の方々が愛用された八女が生んだ名品。
手すき和紙の作り方を親切に教えてもらいながら、わいわい言いながら楽しく体験。
水の中の奇麗な紙の繊維から「すてきな団扇」と「かわいい名刺」が姿を現しました。

つぎに訪れたのは「茶のくに観光案内所」
ベテランの猪口さんにお話を聞きました。
猪口さんおすすめの市内巡りは、
・四季の花巡り
・山巡り
・カフェ巡り
・建物巡り  
八女市の魅力を満喫する市内巡りはまだまだありそうです。

猪口さんのお話を聞く中、「柚子こしょう」を製造販売されている原さんご登場。原さんの作る「柚子こしょう」を帰ってからいただきましたが「適度な辛さの絶品」で、お鍋料理などに入れると料理の味が引き立ちます。

猪口さんも原さんも「やっぱり八女市大好き」なお2人でした。

伝統工芸を体験して、皆さんのお話を聞いていたら、あっと言う間にお昼の時間。

ここからは「八女のグルメ」をご紹介。
今日はミシュランにも紹介されたという「八女蕎麦の名店 史蔵(ふみのくら)」のレトロな雰囲気満点の空間で食事。店主さんも八女に「Uターン」された方だそうです。
ランチのいちおしメニューは「きこり膳」。今日は「鴨南蛮そば」などもいただきました。
地域おこし協力隊の原さんから分けていただいた「天ぷら」もパリパリして大変美味しくいただきました。ごちそうさまでした! 

八女にはさまざまなグルメがありますが
甘党にお勧めなのは「よもぎ万十」。矢部村の特産物直売所「出逢(であい)」ほかでお買い求めいただけます。 

昼食後は八女市内のダイナミックな自然や史跡を訪ねることに

八女市の中心地から東方面に山並みに沿って車で走ること1時間、突然視界が開けた先に「八女のあたたかいこころ」を象徴する「ハート岩」が出現します。
訪れた方々にはハート岩にふさわしいハッピーなことがある、と言われていて、若いカップルにもぜひおすすめです!

ハート岩から東に車で走ること30分、八女市のほぼ中心を走る国道442号線から少し入ったところにある、八女の市名の由来にもなった「八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)」に到着。

駐車場に車を停めて神社の方に歩いてゆくと、最初に出迎えてくれるのはいままで見たこともない迫力の杉の巨木。

更に上方には、神秘的な岩々とその中にひっそりと佇む素敵な本殿があり、社殿の手前の八女津媛さまの御像が参拝者を出迎えてくださいます。
一番のご利益は「子宝にめぐまれる」とのこと、お参りすればスッキリとこころが洗われることは間違いありません。

更に車を走らせて、山の間を上がってゆくと、秘境杣の里渓流公園にある「杣の大吊橋(そまのおおつりばし)」に到着。
下を見ると目がくらむ高さで、風が吹くと少しだけ揺れることもあり、ご家族やカップルの「肝試し」にもうってつけです。

今回の八女市魅力巡りの締めくくりは「茶のくに八女」ならではの色よし、味よし、香りよしの「八女伝統本玉露のすすり茶体験」。
丁寧に育てられた、ぜいたくな「伝統本玉露」を、「一煎目はぬるま湯で甘い玉露を堪能、二煎目から三煎目まで味わったあとで、最後は酢醤油で食す」という八女ならではの「本玉露のフルコース」を体験。本玉露を食べたのは初めてでしたが、予想以上に香ばしく美味しくいただきました。 

今回の八女市魅力巡りもそろそろフィナーレ。
ご案内いただいた紫原さんと原さんとも、振り出しの市役所前でお別れです。本当にありがとうございました。

今日一日の感想として、八女市内を80キロほど運転して、狭い道の離合などでも交通マナーがよく、お店の方々も最高にフレンドリー。
市内はどこも奇麗で、ゴミ一つ目に入りませんでした。

「また来たくなる八女市」、私自身「住んでみたい!」と思ってしまいました。

「脱都会」を考えておられる皆さまにとって、八女市は必ずご満足いただける絶好の場所です。
ぜひぜひ移住先としてご検討ください!!

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