大刀洗町(たちあらいまち)に行ってきた!
市町村情報 福岡
2019.11.29
こんにちは
福岡窓口からの投稿です。
大刀洗町(たちあらいまち)に行ってきましたよ。
大刀洗町は久留米市から北東へ約15km、福岡市から南東へ約30kmの場所に位置しています。
町は筑後平野の中にあり、地形は平坦です。
農地が町の約60%を占め、緑に恵まれた広大な自然が、のんびりと心を落ち着かせてくれました。
南北朝時代、武将の菊池武光が「大原の合戦」の時に小川で太刀を洗った事が町の名前の由来となっています。
写真奥の山々は久留米市の耳納連山(みのうれんざん)です。
大刀洗町はとにかくフラットです。
西鉄甘木線の大堰駅(おおぜきえき)は壁や柵がカラフル。
駅に活気を出そうと九州産業大学と大刀洗中学校の生徒達がコラボレーションしてペイントしたそうです。
大堰駅前の大刀洗町役場の駐車場一画は「パーク&ライド」に活用されています。
車を大刀洗町役場に駐車し、電車に乗り換えて目的地に向かうシステムです。
駐車料金『無料』です。通勤や通学で鉄道を使われる方にはありがたいですね。
大刀洗町定住促進住宅第3弾「スカイラーク大堰駅前」
大堰駅徒歩1分の新築マンション、3LDK(70.47㎡)
賃料65,000円が
定住制度適用の場合、53,000円になります。
(対象条件等詳細は大刀洗町地域振興課へお確かめください)
来年4月入居開始予定。
西鉄甘木線で西鉄久留米駅まで約30分、充分通勤圏内です。(大刀洗町からは久留米市以外にも小郡市、筑紫野市、鳥栖市に通勤されている方もいます。)
すでに定住促進住宅第1弾「スカイラーク菊池」第2弾「スカイラーク上高橋」は満室となっているそうです。
町には4つの小学校区があり、それぞれの校区に地域住民交流施設があります。
大堰交流センターの庭(写真)では地域の方々がBBQを楽しんだり、地域住民の交流の場として活用されています。
他の校区にはカラオケ機材が完備されている施設もあるそうです。
町には大刀洗公園や大堰公園(写真)などがあり、子どもたちが安心して遊べます。
町のランドマーク、今村天主堂は赤レンガ造りの優美な教会。
国指定重要文化財です。
双塔のロマネスク風様式の教会で大正2年に完成。
副町長の中山さん※(写真中央)町議会議員の平田さん(写真左)に天主堂の由来などの説明を受けました。
(※役職は令和元年11月6日取材時のもの。令和元年11月19日退任)
そして、今回、大刀洗町を案内していただいた地域振興課の棚町さん(写真右)
撮影できなかったのですが教会の中に入ると、秋の陽射しがステンドグラス越しに映し出す幻想的な黄色や赤が感動的です。
これは一見の価値がありますよ。
土曜日の夜と日曜日の朝は教会の鐘が鳴るそうです。ロマンティックですね。
役場内地域振興課には「移住・定住相談窓口」が設置されていて頼もしいです。
ランチは役場横の「大刀洗ドリームセンター」にある「ドリームカフェ」でロコモコプレート。
ライスの上に厚いハンバーグと目玉焼きが乗っています。
上からかけてあるオリジナルのソースがタラ~リ。目玉焼きの黄身がトロ~リ。
これを混ぜて食べます。美味しさにウット~リ。
そして添えてあるグリーンサラダ。町特産のレタスがみずみずしくて美味しかったです。
この「ドリームカフェ」は地域の方々が出展者となり運営されています。
今日のランチはANO ANO'S CAFEの永冨さん夫妻(写真)の日でした。水・金曜日とイベントのある土日が出店予定日とのこと。
その美味しいランチを提供しているANO ANO'S CAFEの永冨さん夫妻に大刀洗町のオススメは?と尋ねてみました。
即答で子育てにいい環境、地域ぐるみで子育てを応援してくれる。感謝してますとのお返事でした。
お子様は4人いらっしゃるそうです。実感ありますね。
大刀洗町は地域と学校と保護者で子供を応援し、見守るコミュニティスクールを導入されています。
地域住民交流センターや整備された公園、活発なスポーツクラブの活動、目の届くコンパクトなサイズが大刀洗町の強みだと感じました。
「町民全部がお隣さん」って感じです。
今回、町を案内して頂いた棚町さんから教えていただいた本郷駅近くの宮崎酒店。
店の奥が角打ちスペースになっていて、地元の常連さんの憩いの場になってるそう。
そこで、珍しい焼酎を発見しました。
麦焼酎ですが焙煎麦使用で香ばしいとのこと。
あまり広範囲に流通していない「知る人ぞ知る的」な銘柄です。奥深いな~。
飲みたい気持ちをグッとおさえて、後ろ髪を引かれながら大刀洗町を後にしたのでした・・・