リニューアルされた福岡市美術館に行ってきました
イベント情報 福岡
2019.06.04
こんにちは
福岡窓口からの投稿です
お散歩を楽しむ人々やランナーでにぎわう大濠公園
池と緑ゆたかな福岡市民の憩いの場です
ユリカモメやセキレイ、ヒヨドリ、マガモといった野鳥の宝庫でもあり、サギくんのポーズもキマっていますね
この大濠公園に隣接する福岡市美術館が、リニューアルオープンしたと聞き、出かけてきました
以前は、大濠公園から美術館に行くには、階段をよいしょよいしょっと上ってたどりつく感じ
ちょっぴり敷居が高かったのですが、
リニューアル後は、公園に向かってゆったりとしたアプローチが広がり、
気軽に立ち寄れる雰囲気となっています
磁器質タイルの煉瓦色の外観は、開館した1979年当時のまま。戦後の日本の建築界をリードした前川國男氏によるもので、前川氏の作品には、国立国会図書館や東京都美術館などもあります
草間彌生さんの南瓜がゴロンと
インスタ映えスポットですね
オープン記念展では、40年にわたって蓄積されてきたコレクションの中から、サルバドール・ダリ、ジョアン・ミロ、マルク・シャガール、アンディ・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキアといった世界の巨匠の作品がズラリ
それぞれの作品の横に、
”冷静に妄想する〇学芸員”といったタイトルのついた学芸員さんたちの、個人的でユニークな考察が書かれています
思わず吹き出しそうになるような内容が多くて、かなり楽しめます
新しくなった館内で、
こんなに素敵な作品群
なんともぜいたくな気分です
展示室への案内板をパチリ
こちらは九州派の山内重太郎氏の『サビツイタ裸女』
筆者の友人のお父上の作品です♡
(友人の許可を頂いて掲載しています)
九州派は、三池闘争や朝鮮戦争に刺激を受けて活動されていた前衛芸術グループで、アスファルトやセメント、釘や針金などを使用した作品が多いのが特徴です
キュートなキッズスペースも
壁の絵は、実はクッションになっていて、
子どもが自由に遊べるようになっています
畳というのも小さなお子さん連れには喜ばれそう
美術館から大濠公園はこんな感じです
左側はホテルオークラが運営するカフェ
2階にはレストランもあります
オープン記念展は5月で終わりましたが、
6月22日(土)より9月1日(日)までは、
富野由悠季の世界
-ガンダム、イデオン、そして今
と題した特別展も開催されます
富野由悠季氏は、『機動戦士ガンダム』、『ガンダムGのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務めた方
まさに、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えてきた巨匠です
富野氏直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエーターたちのデザイン画、原画、撮影に使われたセル画などの原資料などの展示もあるもよう
ガンダム好きにはたまらない内容ですね
夏休みいっぱいやっていますので、
ご来福の際にはぜひ行かれてくださいね