ふくおかよかとこ移住相談センター

2018年最後のセミナー!

イベント情報 東京

2018.12.26

今回は、初めて「伝統工芸と事業継承」をテーマに開催しました。
これまで、窓口のご相談でも興味をお持ちの方はいらっしゃいましたが、
今回のセミナーでたくさんの方にご参加いただき、セミナー終了後も会場に残りゲストの方と話しをされる方もいらっしゃり、改めて関心度が高いテーマであることを実感しました。

セミナーの様子を一部ご紹介します。
職人が語る伝統工芸と題して、久留米絣織元 下川織物の下川さんに久留米絣の成り立ちから、実際の工程の流れを丁寧に教えていただき、現在の活動の様子までお話をいただきました。
(下川さんが着ているスーツも久留米絣です!)

久留米絣は1800年に当時13歳の少女が偶然見つけた白い斑点から始まり、今日まで受け継がれています。
「技術を継承するだけでは革新は生まれない、時代に寄り添ったアプローチも必要」との
下川さんの言葉とおり、従来の伝統工芸の枠から飛び出し、
AIの活用や5つのSNSを使い積極的にPRを行うなど様々なチャレンジをされていました。
下川織物には、SNSを通して、海外からも含めたくさんの方が見学にいらしているそうです。
また、スペインやフランス、フィンランドのデザイナーともコラボする様子も知ることができました。
現在も新しいプロジェクトが進行中のようで乞うご期待!とのことでした。
伝統工芸にどのような形で新しい価値を生み出していくのか、とても興味深いですね。
見学は随時受付けているそうですので、久留米絣をつくる職人の技を見てみたい!という方はぜひHPを覗いてみてください。

次に、福岡県事業引継ぎ支援センターの井筒さんより、事業引継ぎ支援センターの支援について分かりすく説明がありました。

現在中小企業経営者の高齢化が進んでおり、2020年までに全国で30万人もの中小企業経営者が新たに70歳に達すると言われています。廃業する半数は利益が出ていながら後継者がおらず事業を畳んでしまう現状があるそうです。
そこで事業引継ぎ支援センターでは、後継者問題を抱える事業所と起業希望者をマッチングする仲介を行っています。
福岡県では、まず予約制の登録説明会に参加申し込みをするところから始まります。
登録すると、定期的に事業所情報はメールで届くそうですよ。
少しでも興味がある方は、事業引継ぎ支援センターのHPをご覧ください。

後半は事業引継ぎ支援センターと移住相談の2つのブースで個別相談と
下川さんを囲んで座談会を開催しました。
みなさん真剣に相談をされている様子が印象的でした。

福岡県内の伝統工芸品の展示もしました。
福岡県だけでも各地域にいろんな種類の工芸品がありますね。

今回のセミナーで配布した資料には、福岡県にある7品目の伝統工芸品を写真を通して丁寧に紹介されており、とても分かりやすいです!

個人的にレザーと博多織を組み合わせた名刺入れが可愛くて気になります★
セミナーに参加できなかった方で資料だけでも欲しい方は、数に限りがありますが窓口にぜひお越しください。

次回のセミナーは年明けすぐの開催です。
『リノベでつくる!私だけの住まい』と題し
平成31年1月12日(土)13:00~16:30
場所は移住・交流情報ガーデンです。

住育学校 福岡第一校の山城学校長をお呼びし、
ミニセミナーを行います。
また、4市町(朝倉市・うきは市・鞍手町・岡垣町)が参加し、
各市町の空き家バンクの物件情報を紹介します。

移住後に古民家をリノベして理想の暮らしをしたい方、
空き家バンクでどんな物件があるのか気になる方などなど
みなさまのお越しをお待ちしております!
詳細はこちら

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