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神楽
カテゴリ:気づき 更新日:2015.12.10
豊前市には「神楽(かぐら)」という伝統芸能があります。
いまがちょうど時期らしいのですが、
いろんな人と話していて思ったのが、ここの人たちにとって神楽は特別なものではなく、五穀豊穣をねがう一つの行事として根付いているということです。
こういった素晴らしい芸が、生まれた時から身近にあるという感覚が、すごく羨ましく思いました。
そして今日がちょうど、近所の神社では祈願のあとのお礼のための神楽が行われる日でした。こんな平日に行われるということ自体、私には新鮮です。
人にみせるためにするのではなく、本当に神様へ捧げるものなんだなと思いました。
遠くから笛と太鼓の音がします。
行ってみると、小さい神社でした。
その小さい舞台で、全力で舞を披露する地域の人々は本当にかっこいい。笛や太鼓も地域のおじいちゃんや若者が演奏しています。1番前の特等席でみました。
きちんと演目には順序や意味があって、しかもひとつの演目が20分くらいあります。よく覚えられるなぁというのと、それくらい若い時からずっとやっているんだろうなという想いでみていました。
ちょうど先週の土曜日には、多目的ホールで「京築神楽と食の祭典」というお祭りがあり、ここでは各地域の神楽を継承している団体があつまって神楽を披露してくれました。
中学生の女の子たちが神楽を披露している姿をみて感動。ずっとずっと受け継いでいってほしいなと思いました。
オリンピックの開会式、ぜひともこういった伝統芸能を世界の人にみせてあげてほしい。
これぞ日本が誇るべきもの、日本の文化はかっこいいです。