Uターン
- Profile
- 待鳥 暁子さん(42歳)
- Data
- 東京でカメラマンとして活躍後、地元福岡県柳川市にUターン。地元柳川で地域紹介の特派員などカメラの腕を活かして活動中。
- Work
- フリーカメラマン
Q. 移住のきっかけを教えてください。
柳川に住んでた期間と、東京に住んでた期間が同じくらいになってきました。上京したのが二十歳くらいでしたので。そう考えたときに、あと10年~20年は東京で仕事ができると思いましたが、地元にはいつか戻って来るつもりだったので、老後に戻るより、働ける時期に戻って来て地元で仕事の地盤を作った方がいいかなぁと思って帰って来ました。60歳過ぎてリタイヤして帰って来て、のんびり地域の人と触れ合うのも悪くないなとは思いましたけどね。帰って来てもうすぐ一年になります。
Q. 福岡に帰って来てご両親は安心されてますか?
安心してますね。二人とも喜んでくれてると思います。
本当は上京した当初から、「いつ帰って来るの?」とは言われてたんですけど、若い時はやっぱり都会に住んでいたいからですね。スルーしてました(笑)。
Q. 福岡での仕事は?
今は、「よかばんも柳川」という柳川市のサイトで特派員としてブログを書かせていただいたり、自由に時間を使えるようにバイトをしたりしています。ブログは、記事を書く練習を市のサイトを利用してやらせていただいてる感じになってます(笑)。
せっかくカメラの仕事をしていたので、その関係でやっていったり、将来的には写真館とまではいかなくても、写真を身近にもっと楽しんでもらえるスペースを作れたらいいなと思ってます。おもちゃ箱をひっくり返したような、おもしろい場所にしたいですね。
Q. 東京と柳川で仕事の流行に違いはありますか?
最近はネットですぐ情報を取れるので、そんなに変わらないと思います。地方にいても東京にいても情報に差はなくなっている気がします。
Q. 東京在住の時と比べて、福岡での時間の使い方に違いはありますか?
柳川は、結構、時間の流れがゆっくりしている分、朝が早いですよね。私はフリーでやっていたので、東京では昼からの仕事が多かったんですよ。なので、終わりは夜遅く、夜中までっていうパターンが多かったんですよ。
でも今はそれをやってません。みなさん朝の6時か7時ぐらいから起きてるし、お仕事も朝の9時くらいに始まって夕方6時には終わっちゃうので、「あぁ、夜が長い。何しよう」って少し困ってます(笑)。
柳川に帰って来てもうすぐ1年ですけど、この朝早い暮らしには慣れないですね。東京での生活がまだ染み付いてます。朝方の生活も、時間に余裕があるっていうのもいいことだとは思いますけどね。きっと(笑)。
Q. 福岡の魅力は?
時間がゆっくり流れてて、のんびりした雰囲気もそうですけど、ちょっと行けば山もあるし、ちょっと行けば都心もあるっていうロケーションがやっぱりいいですよね。都心だけじゃないっていうところが。福岡は空港も都心に近いのに、ちょっと車に乗れば温泉も近いですしね。私は友達の車頼りですけど。
Q. 福岡ではどんな写真を撮ってますか? また、今後撮りたい写真は?
風景を撮ったり、星を撮ったり、猫を撮ったり。のんびりとした風景を撮ってます。あと、自費出版で写真集も出せたらいいなと思ってます。今年はまだ、撮影場所も含めて、どれだけ納得できる写真が撮れるかを下調べしている準備段階ですけど。柳川の空は星を撮るには結構、明るいんですよ。住むには暗いんですけど・・・。東京だと一等星ぐらいしか見えないですけど、柳川だと3~5等星ぐらいまで見えるので東京よりは空が暗いんですけど、写真を撮るとなると露出の問題でなかなか厳しくって・・・。けど、今は、柳川の風景と星や月を含めた夜の風景を撮っていこうかと思ってます。夜型が抜けないんで(笑)。
でも、もうちょっとしたらフィールドを広げて、九州の風景も撮りたいなと考えますけどね。短大の時に福岡市内はうろちょろしたので、田舎の方の写真が撮りたいですね。皆さんが、「のどかだなぁ」って感じるような、ゆったりしてて落ち着くというか心休まるような写真が撮れればといいなと思いますけどね。
※当インタビューは、2014年11月14日に行われたものです。
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