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岩屋大権現
カテゴリ:その他 更新日:2015.11.04
福智町弁城地区、以前コスモス畑に訪れた牧歌的な風景のなか、山道を果てしなく登って行く。
岩屋高麗窯発祥の地
福智町のホームページより、
”上野焼開窯後から藩主細川氏が肥後に移るまで焼かれた窯。御用品の傾向が強い釜ノ口窯に対し、岩屋高麗窯では民需品が多くみられます。”
それにしても、かなり山深いところ。
さらに延々山道を行くと、車ではここまでという所に、鳥居が。
岩屋大権現。
もお、山深い所なので、
よく言えば森林浴、悪く言えば、なんか怖い。
石段は、山へと続いている。
石橋を渡る。
まず現れるのは岩屋大権現の大杉。
そして目の前に大岩の壁。
その岩肌には、1335年(建武2年)法橋良密によって書き残された梵字曼陀羅が刻まれているという。
物凄く長い時間をかけて、やっと導き出した僕なりの解釈はこれ。
下の方に彫られている曼陀羅、これは判りやすい。
これは胎蔵界対日如来を現わしているそうで、鎌倉期の薬研彫りで、書風、手法とともに、その時代の特徴が表されている、貴重な資料だそうです。
石段の先には
石碑
そしてこんな祠が。
お隣には整備された公園もある。
山の上から見た景色。