移住者インタビュー

LIFE STYLE うきは市

子育てもストレスフリーに楽しめる、家族に合わせたマイペースな移住スタイル。

移住者DATA

ターン

林 和弘さん(46歳)、礼子さん(44歳)、弘一朗くん(3歳)

Profile
林 和弘さん(46歳)、礼子さん(44歳)、
弘一朗くん(3歳)
Work

夫:用務員
妻:飲食店店主

緑豊かな山々にある古民家や、昔ながらの街並が続く白壁の家々など、ほどよい田舎暮らしができるうきは市には、各地から訪れた移住者が思い思いの生活を送っている。平成23年に移住してきた林さんファミリーもその一組。

きっかけは古民家への一目惚れ。段階的な移住がポイントに。

カウンターに並ぶ和弘さんが厳選した緑茶から好きなものを選べる

関東に本社を置く企業の営業職として様々な地方都市で勤務してきた和弘さんは、いつか田舎暮らしをしながら妻の礼子さんとカフェを開きたいという夢を描いていた。移住実現のきっかけは、礼子さんが雑誌に掲載されていた古民家に一目惚れをしたこと。当時夫婦で住んでいた仙台から物件を見に福岡県を訪れ、すぐに家の購入を決めた。

「関東で育ったので、自然豊かな土地で古民家暮らしをすることに憧れていました。一目惚れした家の裏庭で果物を育てたり、カフェを営んだりできて今はとても幸せです。移住には思い切りが必要なんじゃないかな。」と笑顔で語る礼子さん。家の購入後は和弘さんの仕事の都合もあり、すぐに拠点を移さずに週末を利用し改修や畑仕事を行った。

「3年間福岡支店で働きながら、少しずつ自分たちのペースでこの土地に馴染んでいけたことは、大きなポイントかもしれないですね。」移住前を振り返りこう語る和弘さん。その後福岡支店から広島支店へ転勤し、数年の勤務を経て会社の制度を利用し早期退職。平成27年に「囲炉裏カフェ里楽」をオープンするまでの10年間、自分たちのペースで段階的に移住を進めてきた。

レトロ
モダンな
空間
昔ながらの囲炉裏があるカフェスペースは、おばあちゃん家のような懐かしさに思わずほっこり
古道具や茶器は、おふたりが選んだこだわりのものばかり
素朴な
味わい
お茶の淹れ方を聞きながら、礼子さん手作りのお茶菓子が味わえる

不安要素を上回る「付加価値」。これぞ移住生活の醍醐味!

笑顔が溢れる家族団らんのひととき

うきは市に引っ越したあと、和弘さんは職業訓練校で建築大工を学びながら市内で仕事探しをスタート。同市の広報誌で募集をしていた小学校の用務員の仕事が見つかり、現在は家から徒歩3分程の場所に勤務している。

「以前の仕事に比べ収入は3分の1程になりましたが、その分生活にかかる費用も減ったので、生活水準に変化はありません。勤務時間も短くなったので、妻や息子と過ごせる時間が増えたことがとても嬉しいですね。自治会の集会や地域の清掃活動にも参加しています。普段の生活でも地域の方々と顔を合わせる機会が多く、収穫したての野菜をお裾分けしてもらったり、年配の方々に息子を可愛がってもらったりと、都会とは違った子育て環境も魅力のひとつです。移住前は不安ばかりが気になりがちですが、広い意味で捉えると収入や様々な心配事を上回る付加価値が移住後の生活にはあると思います。」

移住をバックアップする制度や支援を利用しながら、長いスパンで移住を進めてきた林さん一家だからこそ、よりスムーズに移住を実現してきた。「これから移住を検討する方に、気軽に相談に来ていただけるカフェにしていけたらいいな。」と語る林さんご夫妻。移住してからも、夢は日々膨らんでいるようだ。

茅葺き屋根が印象的なカフェでは、手書きの看板がお客様をお出迎え
ブルーベリー畑を手入れするのがおふたりの楽しみ
四季折々の表情を見せる自然豊かな里山
  • こだわり

    自家農園で育てた
    愛情たっぷりの野菜や果物

    カフェでは無農薬栽培の野菜をはじめ、オリジナルのスイーツやジャム、ブレンド茶を販売。
  • お気に入り

    一目で心を奪われた
    築160年の茅葺き屋根の古民家

    林さん一家が住む地区は伝統的建造物群保存地区に指定され、趣きある家屋が集まっている。

林さんの移住ストーリー

2005 / 09
物件探しのため初来福
2005 / 11
うきは市に古民家購入
2006~2010
福岡支店・広島支店勤務
2011
会社を早期退職
うきは市へ移住
2014
住居部分の改修完了
古民家に転居
2015
店舗部分の改修完了
「囲炉裏カフェ里楽」開店
 
現在に至る

※当インタビューは、2015年に行われたものです。

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