定住者
- Profile
- 浦塚 友樹さん(25歳)
- Data
- 飯塚市出身。高校卒業後、宮若市の自動車関連会社に就職。
仕事では若くしてリーダーを任せられ忙しく働く一方で、プライベートではスポーツをしたり友人との時間を過ごすなど、充実した日々を過ごしている。 - Work
- 自動車関連会社(九州小島株式会社磯光工場:福岡県宮若市)勤務
Q. 飯塚市のご出身で、隣町の宮若市にあるこの企業に就職しようと思われた動機を教えてください。
小さい頃から車が好きだったこともあり、高校卒業後は自動車関連の会社で働きたいと思っていました。また、小学1年生から野球をやっており、社会人になっても地元の野球チームで野球を続けたいという思いもあったので、地元企業での就職を考えていました。
高校にきた求人票に九州小島株式会社の工場見学のことが載っていたので参加したところ、すごく明るい雰囲気だったので、私自身ここで働きたいと思いました。福利厚生もかなり充実しており、とても働きやすそうな環境でしたし、土日休みや、年末年始・GW・お盆の年3回ある長期休暇も魅力でした。
Q. お勤めになっている企業はどんな会社ですか?
トヨタ自動車九州が生産する高級車LEXUSの内装部品などを供給している会社です。売り上げ至上主義ではなく品質重視の会社を目指し、社内で安全や品質向上のための点検等を定期的に行ったり、人財育成の取組みにも力を入れています。
また、当社は「和」を社是とし、「家庭の『和』の上に会社の『和』がある。家庭が円満で安定していないと、会社で決して良い仕事はできない。」という考え方を基本理念としています。そのため、社員を支えている家族を大切にし、その家族も喜ぶような福利厚生の充実に力を入れています。たとえば、映画のチケットやゴルフ練習場のチケットが安価で購入できる制度や、無料で食事ができる「無料給食制度」もあります。当社のご飯は、社内で調理師の方が調理されたできたてを食べられるので、とても美味しいんですよ。さらに、社員の約9割が車通勤ということもあり、工場内に給油スタンドが設置され、そこでは一般価格よりも安価にガソリンを購入することができます。
また、社員の平均年齢が29歳と若い人が多い職場で、社員行事も多く楽しいです。産休・育休後の復職支援にも力を入れており、休む前と同じ部署に戻ってこられるようになっているのですが、これは社員の年齢が近く、周りの方の理解が得られやすいからこそ実現している取組みなんです。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
現在、OHCG(オーバーヘッドコンソールグループ)という部署に所属しており、LEXUS車に搭載されるオーバーヘッドコンソール(いわゆるルームランプ)を生産しています。部署内は、組み付けを行うASSY工程と、成形・組付け・塗装・レーザー加工・スパッタリング(例えばスマートフォンの画面のように指で触れ操作ができる薄い膜を製作する技法)を行うS/A工程に分かれています。私は、S/A工程のリーダーをしており、主に、生産の管理・班員への業務指示・作業教育・他部署との業務調整・改善などを行っています。
Q. 若くしてリーダーを務めているなんて、すごいですね!仕事をしていてやりがいを感じるのはどんなときですか?
様々な目標に対して、解析や対策を実施し実際に効果が出た時や、目標を達成した時に凄くやりがいを感じます。また班員に新しい作業を教えて、一人で作業が出来るようになった時や、内容をしっかり理解できていると嬉しさを感じます。とにかく会社に利益が出るように原価低減、工数低減することがたくさんありますので、自工程をどんどんよくしていくことは終わりなき課題です。
Q. 貴社では、年間を通して多くの社員行事が行われているとのことですが、これまでに参加した行事はありますか?
社員行事には積極的に参加しています。夏は社員の家族も参加できるバーベキュー大会やスポーツフェスティバル、年末は忘年会だったり、その他様々な行事があり、どれもすごく盛り上がって楽しいです。
スポーツフェスティバルでは、ドッジボールやリレー等を部署対抗で行うのですが、優勝チームと準優勝チームには賞金が準備されているので、どのチームも本気で頑張ります。私のチームは昨年準優勝し、獲得した賞金で、みんなで打ち上げをしました。
最近でも新入社員の歓迎会があり、焼肉店を貸し切っての食べ放題だったので多くの社員が参加していました。
このように違う部署の人と交流が持てる機会があり、年齢が近い人が多いので、すぐに仲良くなって、昼休みに食堂で会ったら、そのまま話し込んだりすることもあるんですよ。
Q. 平日、仕事が終わってからの過ごし方を教えてください。
勤務は2交代制で、6時~15時、18時~翌朝3時です。
通勤時間は、自家用車で25分くらいなので、15時上がりのときは、仕事の引継ぎや片付けなどしても寄り道せずにまっすぐ帰れば、16時頃には家に着くので、そのあとはゆっくり過ごしています。
ドラマが好きなので、よくドラマを見ています。あと情熱大陸などのドキュメンタリー番組も好きなのでよく見ます。家に甥っ子がいるのでたまにお風呂に一緒に入ったりしています。甥っ子は風呂の中で遊んでいるので長くて困ります(笑)
Q. 休日はどんなことをして過ごしていますか?
野球をやっているので、試合や練習がある時は野球をしています。
地域の早朝ソフトボールにも参加していて、毎週日曜日には、朝の6時半から試合をしています。朝は早いですが、とても楽しいです。
福岡ソフトバンクホークスも好きで、大体年に3回はヤフオクドームに観戦に行くのですが、今年は8月の時点ですでに3回行ってしまいました。車で1時間ほどで行けるので行きやすいですよ。
会社に入ってから、上司に勧められゴルフも始めました。ゴルフ場は、会社の近場だけでも10か所以上はあり、料金も平日だと6,000円ほどで回れます。9連休の長期休暇には、平日を利用して会社のコンペが開催されるので、よく参加しています。山口県にも近いことから、山口県までゴルフに行ったりもします。
あとは友人と食事に行ったり、買い物に行ったり。行先は地元の時もありますが、博多や天神に行くこともあります。会社の福利厚生の制度で映画チケットが安く買えるので、1~2年前から1人でも映画に行くようになり、夜勤前の日曜日はよく観に行っています。
Q.仕事もプライベートもとても充実されていますね。県内に住み続けてよかったと思うことはありますか。
住み続けて良かったというよりも、福岡県に生まれて良かったなと思います。県外に住みたいと思ったことはないです。ご飯も美味しいですし、日用品は地元のお店で十分そろうし、イベントなども福岡市である事が多いので不満がないです(笑) 今住んでいるところは、福岡市だけでなく北九州市にも行きやすいので、不便さは全く感じていません。
今年初めに2か月間程度研修のために愛知県豊田市に行ったのですが、交通量の多さに驚きました。
福岡県の方は人柄がよく温かい方が多いので、とても居心地も住みやすい場所だと思います。これからもずっと福岡県に住み続けたいです。
※当インタビューは、2018年8月29日に行われたものです。
こちらのインタビュー記事もおすすめです
-
田川市 Iターン
田川市は、誰かとつながるのにちょうどいい規模。東京のほうが圧倒的に人口が多いにも関わらず、移住してからのほうがたくさんの人と出会えます。
高校教師 北 敢さん
-
田川市 Uターン
地域の方たちに支えられながら、充実した移住生活を送る日々。人の縁の大切さを改めて実感しています。
画家 坂本鷹也さん