Jターン
- Profile
- 岩永 由里奈さん(26歳)
- Data
- 大野城市役所 危機管理課勤務。
地域住民のみなさんが安心して安全に暮らせるまちづくりに取り組んでいる。 - Work
- 大野城市役所職員
Q. 移住のきっかけを教えてください。
以前は東京の税務署で働いていました。地元を離れるのが初めてであったこともあり、ホームシックにかかってしまいました。また仕事でうまくいかなかったときに、誰にも相談できなかった状況や、東京の人の多さ、初めて経験することの多さ、心細さから仕事を辞めてしまいました。そして一旦、地元の長崎県佐世保市に帰りましたが、そこでも特に目標があるわけではなく、以前、通っていた公務員の専門学校を訪ねて相談をしたところ、「大野城市役所が職員を募集しているよ」と教えていただいたことがきっかけです。
Q. 福岡で生活を始めて、何か変化を感じたことがありますか?
東京と比べて、地域間のつながりが強いなと感じました。東京に住んでいた時は、地域に属しているという感覚はまったくなかったのですが、今、市職員として仕事をする中で、地域とつながる機会がとても多いです。 地域の方にも受け入れていただき、良好な関係を築けていると感じています。
Q. 今の仕事の内容について教えていただけますか?
私は今、危機管理課で働いています。基本的には、災害などの緊急事態全般を担当しています。簡単に言うと、「大野城市で災害が起きたときにどう対処していくのか?」ということを考える仕事です。例えば、風水害、震災などの災害に対処するための計画である『大野城市地域防災計画』立案、職員向けの防災訓練の実施など、防災・減災に対する取組みを進めています。それから、実際に大雨警報や、洪水警報などが発表されたときには、部署全員が職場に集まり、災害対策本部を立ち上げて災害へ対応します。
Q. 大野城市で働いてみていかがですか?
大野城市で仕事を始めて6年になります。私の課題は土地勘の無さの克服です。車の免許を取得して日が浅いこともあり、行かなくてはならない場所への道が分からないことがよくあります。これについては、市職員として働く上で、重要なことなので、これからたくさん地域へ出て、覚えていかなくてはいけないなと思っています。
良かったと思うことは、職場の人間関係がものすごく良くて、「誰かが困っていたら、誰かが助けよう」という精神でみんなが仕事をしています。人間関係が良いことで、過酷な現場にも耐えることができます。尊敬できる上司や先輩、後輩に恵まれていると思います。休みの日も一緒に出かけたり、飲みに行ったり、充実した毎日が過ごせています。
Q. これから福岡県に移住を考えている方へメッセージをお願いします。
私は今、大野城市に住んでいるので、大野城市のことになってしまいますが、都会過ぎず、自然も残っているし、歴史的にも有名な市です。それに交通の便も良く、ちょっと買い物に行きたいなと思えば、ショッピングモールや商店街もあり、電車で20分ほどで都心部まで行くこともできます。住みやすさを自慢できる市だと思いますので、ぜひ、みなさんにお越しいただきたいと思います。
※当インタビューは、2014年12月3日に行われたものです。
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