移住者インタビュー

LIFE STYLE 嘉麻市

福岡に戻って来て趣味のお友達が増えました。仕事仲間とは『夢や目標』を、趣味のお友達、同級生とは『ご飯や遊びの時間』を共有しています。

移住者DATA

ターン

Profile
端山 文代さん(64歳)
Data
化粧品会社を退職後、東京から地元福岡に戻ってエステサロンと、好感度ビジネスサービス開発を開業。仕事も趣味も目標があり、実現のために日々生き生きと頑張っている。
Work
エステサロン経営、ビジネスコミュニケーション講師

老後は福岡に戻るという約束を、主人が守ってくれました。

Q. 移住のきっかけを教えてください

東京に26年、大阪に7年住んでおりましたが、父の介護と、母との約束のため福岡へ戻って参りました。結婚をする段階で、母と交わした「老後は福岡へ帰って来る」という約束を主人が守ってくれたんです。30年以上も前に交わした約束なのに、ちゃんと守ってくれた優しい主人に心から感謝しています。余談ですが、主人は神奈川県藤沢市の出身で、湘南ボーイなんですよ!

福岡に来てスローライフを楽しみながら、たくさんのお友達と一緒に趣味を頑張ってます!

Q. 福岡に帰って来るにあたり、不安はありましたか?

少しありました。ですが、仕事の面では不安というよりも希望や目標の方が大きかったですし、プライベートの面でも地元に帰って来るということで多くの不安はなかったですね。生まれ育った場所ですから。

緑豊かな嘉麻市の、とある風景

Q. 福岡で生活を始めてから、一番の変化は何ですか?

そうですね。時間がゆっくり流れていき、朝起きて、風の音を聴いて、鳥の声を聴いて、なんとなく、東京や大阪で暮らしていた時とは違う、「生きてるな」って感じを抱くことでしょうか。

でも、もちろん大阪や東京での生活も楽しかったですよ。やっぱり仕事をしている場所でしたので躍動的な毎日でした。

Q. これから福岡で、どのように暮らしていきたいですか?

健康がまず第一ですね。地元のお友達がたくさんいるので、元気に楽しく暮らしていければと思ってます。

また、もちろんベースは仕事ですけど、これからは趣味を少―し広げていきたいと思ってます。私のお友達が音楽をやっている関係で、私もちょっと今、フルートをやってるんです。それからもう一つは、ワインアドバイザーの資格を取りたいんです。ソムリエになるわけじゃないんですけどもね。

美容部員のキャリアを生かして、エステサロンを開業しました。

Q. 以前の職業と今の仕事についてお聞かせください。

化粧品会社に32年おりました。最初は美容部員で入って、後に、東京本社の教育部に異動しました。そこで百貨店の美容部員さん、あるいは、海外の美容部員さんの教育なんかに携わっていました。夢や目標のある仕事でやりがいがあり、楽しくやってました。

エステサロンの様子

Q. 今のお仕事と、それを始められた経緯について教えてください。

美容部員のキャリアを生かして、エステサロンを開業しました。場所が東京から福岡に変わりましたし、仕事内容も教育から実際に自分の手でお客様をきれいにしていくという実践作業に変わりましたが、「美に携わる」という基本的な部分は一緒ですので、極端に変わったという感じはしないですね。

講師としてお話しする端山さん

それから、教育担当のキャリアを生かして、ビジネスコミュニケーションの講師もしております。この仕事はサロンのお客様に紹介していただいたんですが、ビジネスマナーや、コミュニケーションを円滑に運ぶためのノウハウをお伝えしております。

どちらの仕事も退職後から始めた仕事ですが、急に思い立って始めたわけではないんです。ちょうど50歳前ぐらいでしたかね。ありがたいことに、働いていた化粧品会社にはキャリアアップ研修という制度があり、その研修の中で、「退職後、どんなライフスタイルを送りたいか?」っていうことについて考える機会があったんですね。その時から、「定年後も、何もしないのではなくって、独立して自分でエステをやったり、あるいは何かしらのサービスに携わっていけたらいいな」とは考えておりました。

食べたり、遊んだり。生活に密着したお友達がたくさん出来ました。ボランティアやお祭りにも一緒に参加しています。

地元のお友達と端山さん

Q. 福岡に移住して良かったと思うこと。

地元のお友達がたくさん出来たことですね。生活に密着したお友達が多いです。一緒にご飯を食べたり、一緒に遊んだり。新たな人としての温かさを感じます。

郷土愛でしょうね。こちらはボランティアが非常に盛んでしてね。川の水をきれいにするための清掃や植樹活動を行っています。また、その活動から広がった、「けやき祭り」っていう祭りがありましてね。その中の一員として、お祭りに参加させていただいたりしています。現在は、このお祭り自体は、「ふれあい祭り」に統合されましたが、活動は形を変えて続行中です。

地元の方は皆さん生き生きなさってます。サロンのお客様や同級生には、ボランティアやお祭りを通して仲良くしていただいてます。また、東京のお友達とも数ヶ月に1度、福岡で集合し、「うまいもん探索」をしております。

端山さんのお友達が営む、お蕎麦屋さんの料理

Q. 福岡の魅力を教えてください。

まずは、食べ物がおいしい!確かに都会には都会の物珍しさがありますし、いいお店もかなりたくさんありますけども、福岡のお店は素材にこだわってますし、探せば結構、いいお店もたくさんあるんですよ。

そして、東南アジアへも近い!お友達と韓国、台湾、ベトナム、タイなどへ出かけますが、航空会社の便も増え大変行きやすいですね。

海と山を近くに感じることができる福岡は、人の温かさも含め、生活しやすいエリアですよね。

※当インタビューは、2014年11月25日に行われたものです。

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