本事業は、2017年度に実施されたものです。現在、本事業に関する募集等は行っておりません。

よかとこワーホリinふくおか 体験レポート Vol.4

気になったものはなんでもやってみる

滞在先

糸島市

 

受入企業

株式会社 糸島ファーム

 

参加者

O.A/20歳

 

印象に残ったこと、伝えたいこと、発見などを教えてください。

出来事

収穫時のシイタケの大きさの違いの仕分け~就業者の年齢層の豊かさ~シイタケ作業全体を通して

感想

シイタケをどの市場に出荷するのか、また大きさや状態によってどのような売り方にするかは、収穫時にすでにある程度仕分けしながら決めていて驚いた。一人一人がこれは直径~㎝くらいだと瞬時に判断して収穫しながら仕分けをしていた。

個人で淡々と作業しているように思えても、実際はお互いがやりやすいように協力しあっていて、力作業などは特にそうだ。また、ばらけた年齢層なのでアイディアなども様々なものがでる。商品のパッケージ案に対しての好みなどがばらけるので、多くの年齢層にうけるものができやすいと感じた。

とにかく同じことの繰り返し、という地道な作業が農作業と言ってしまえばそれまでだが、いかに作業を効率よくできるかを考えながらすると自分の思うようにいかなかったりと難しい。農業を学ぶために、と農家さんに勉強する方がいる理由がなんとなく分かったように思った。

 

ワーキングホリデーを終えて、ご自身の中で変化はありましたか。

ワーキングホリデーを通して、価値観というか世界観が広がったように感じています。
受け入れ先の企業の方々はもちろん、宿泊先のゲストハウスや休日に行った体験場所での交流は、今まで自分が関わったことのなかったような経験をされてきた方々からその経験を通した考え方、生き方を会話の中から感じることができて、まず自分がいかに狭い考えの中にいたのかに気づきました。
自分の好きなこと、やりたいことに対して我慢しないでいることや、自分に合わないと感じるものから逃げてもいいことといった一見当たり前のように思うことを、いつの間にかそう思わなくなっていた自分に驚きました。
「~したいから今は就職せずに住み込みで働きながらやりたいことの為に準備してる」「自分に合わなかった会社をやめて今は違う仕事をしてる」などの話を聞き、就職したらずっとそこで働くんだ、といった私の中の固定概念が壊れて、もっと肩の力を抜いていいんだと思えました。
気楽すぎるのは良くないけれど、自分が楽しく思えなければ意味がないのだと、様々な方と交流して知ることができました。

 

ワーキングホリデーを通して感じた福岡の魅力を教えてください。

レトロな雰囲気に包まれている門司(もじ)港は、港らしくその場でしか食べられないような新鮮な海鮮物だけでなく、有名なバナナのたたき売りなどもあり、のんびりとした空気を堪能することができます。
歴史的にも重要な場所であり、現代的なものからそうでないものまで感じられます。
遊覧船に乗ることもできますし、潮風を感じながら散策することができとてもリラックスしながら楽しめます。