「産地見学ツアー開催レポート!」2日目
2020年3月31日
就農を決めたけど、現地を見る機会がなかなか無い…実際の農業を体験してから、就農するかどうか決めたい!そんな声にお応えして、福岡県では産地見学ツアーを実施しました。1日目の開催レポートに引き続き、2~3日目の様子をお伝えします!
農業体験へ
7:30に農業体験先の柿農家、Kさんのお家へ向かいます。農業体験が始まるまでの間に、朝食をいただきましたが、地元でとれたお野菜や、筍などの山菜、イノシシの煮物!などをいただきました。新鮮な食材を使った朝ご飯はどれもおいしく、おかわりをいただいてしまいました。朝ご飯を終えると、大きな柿の木のある農園に向かいます。皆さんどうやって柿の収穫を行うのかご存知でしょうか?なんと竹の棒を使って収穫します。竹の先に切り込みをいれ、実のなっている枝を見つけたら、切り込みを枝の根本に向かって差し込みます。枝が切り込みにしっかりと固定されたら、枝をねじり取るイメージで手首をひねります。すると実と一緒に枝がぽきりと折れるので、それを手元に引き寄せると収穫完了です。Kさんは、つぎつぎと収穫していくのですが、単純な作業に見えて、なかなか難しく、体験者はいくつか柿を落としていました。ちなみに、1度でも落としてしまうと売り物にならないため、肥料として活用するそうです。
充実の昼食
農業体験後の見送り式では短い時間ながらも、楽しい農家民泊の時間となったようで、別れを惜しむ声が聞かれました。次の目的地は道の駅おおき、昼食会場であるデリ&ビュッフェくるるんでは、大木町の特産であるきのこを使用した料理や、焼き立てのピザなど、多くの品々が提供されており、当日も多くのお客さんでにぎわっていました。値段も手ごろなので、おすすめのビュッフェですよ!
県内有数の研修施設へ
ビュッフェでの昼食を終えた後は、福岡県でもトップクラスの研修施設、NJアグリサポートに向かいます。NJアグリサポートで、ご対応いただいた正木生産部長は「当研修施設は所得の上がる農業を目指している。研修期間は正直なことを言うと楽ではないが、それだけの価値はある。当研修施設の卒業生はほとんどが県内平均収穫量を上回っており、今後も、高収穫量高収益を目指した指導を続けていきたい」と語ってくれました。いままでの仕事よりも所得が上がる農業というのはとても魅力です。参加者の中にも、NJアグリサポートの研修を受けたいという方が沢山いらっしゃいましたよ!
~2~3日目に続く~