急な病気やけがをした時の医療体制は、人の命に関わる大切なことだからこそ、気にしておきたいものです。福岡県内には、4つの大学病院をはじめ「がんペプチドワクチン」の研究開発を行う機関、7つの総合周産期母子医療センター、30の災害拠点病院があり、高度医療・先端医療などを提供する病院が充実しています。
さらに、救急自動車による出動の場合、通報から現場到着を経て病院に収容するまでの福岡県での平均時間は、全国平均より約8.2分早いといった結果が出ています。

　文化財保護法に基づき、国が指定する史跡や名勝、天然記念物。福岡県では133件が指定を受けており、その数は奈良県（161件）、京都府（155件）に次いで全国3位となっています。「宗像神社境内」（史跡／宗像市）や「王塚古墳」（特別史跡／桂川町）、「立花氏庭園」（名勝／柳川市）、「千仏鍾乳洞」（天然記念物／北九州市）など、見たり訪れたりすることができる場所が多いので、休日には史跡・名勝・天然記念物めぐりを楽しんではいかがでしょうか。

　女性の活躍推進が求められる近年。
福岡県では、企業や地域で活躍できる女性の人材を育成する「ふくおか女性 いきいき塾」や「女性トップリーダー育成研修」、「女性による元気な地域づくり応援講座」の開催等により、女性の活躍を応援しています。

　産業用ロボットの世界的企業が北九州市に本社を構えるなど、福岡県には大手から中小企業、ベンチャー企業までロボットに関する企業が数多くあり、県を代表する産業の一つとなっています。2015年にはこれまで産学官連携により蓄積されたロボットや半導体関連技術を活用し、市場の成長が見込まれる分野をターゲットに新産業の創出を目指す「福岡県ロボット・システム産業振興会議」を発足。企業や大学等への支援を行っています。

　福岡市・博多港の外国航路の年間乗降客数は1993年から23年連続で日本一。2015年のデータによると、全国における外国航路利用者約475万人のうち、約3割にあたる約160万人が博多港を利用しています。韓国への定期旅客航路に加え、近年は大型クルーズ船の寄港も増加。2015年には、入国審査ブースなどを備えた客船専用ターミナル「中央ふ頭クルーズセンター」もオープンし、特に東アジア地域をめぐるクルーズに欠かせない港になっています。

　アジアや国内からの交通の利便性や、最新の設備が整った会議場の存在など、国際会議の開催場所として福岡が選ばれる機会は増えています。2015年に国内で開催された国際会議2,847件のうち、450件が福岡県内で行われ、この数は東京都に次いで第2位となっています。

　街を歩いていると「焼き鳥」と記した看板をよく見かけます。それもそのはず福岡県は焼き鳥・とり料理のお店の登録件数が人口10万人あたり日本一なのです。鶏肉を使った水炊きは名物料理ですが、焼き鳥も福岡県民のソウルフードと言えるでしょう。福岡の焼き鳥の特徴と言えば、鶏肉だけではないということ。豚や牛、ホルモン、野菜とさまざまな食材が使われています。特にこんがり焼かれた豚バラは焼き鳥屋の定番メニューです。

　福岡県は、子育て応援事業「子育て応援の店」の登録店舗数が全国第２位。「子育て応援の店」とは社会全体で子育てを応援する気運を高め、小学校入学前の子どもがいる子育て家庭を支援するために様々な「応援サービス」を提供する店舗です。託児や育児相談などのサービス、ベビーベッドや授乳スペースなどの設備、割引やポイント割引などのお得なサービスを提供している店舗がたくさんあります。ぜひ活用してください。

　福岡県は、人口10万人当たりの常設映画館数が全国第１位。ショッピングセンター併設のシネマコンプレックス、単館上映するミニシアター、商店街に残る昔ながらの映画館と、多様な形態の映画館で映画を楽しめます。またアジアフォーカス・福岡国際映画祭や北九州市民映画祭など、様々な映画祭が毎年開催されています。さらに福岡市総合図書館にはアジア映画のコレクションが充実し、定期的にアジアの秀作映画を上映しています。

　福岡県はイチゴの作付面積が全国2位です。全国区のブランドイチゴ「あまおう」の産地でもあります。旬の時期になれば艶やかなその姿がずらりと店頭に並びます。いろいろなスイーツにも使用される人気のイチゴですが、やはり価格は少々高め。でも福岡にはこの「あまおう」をイチゴ狩りできるスポットがいくつもあります。４０分～６０分食べ放題で、1500円～2000円程度。福岡が世界に誇るイチゴを存分に堪能してください。