地域おこし協力隊

現役地域おこし協力隊員へのインタビュー

1.地域おこし協力隊とは?

制度の概要

 3大都市圏等から過疎化等の問題に直面している自治体に生活の拠点を移した方を自治体が「地域おこし協力隊」として委嘱し、一定期間地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売等の地域おこし支援や、農林水産業の応援、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行うものです。
 地域おこし協力隊員の活動による地域の活性化と併せて、隊員が地域に定住・定着することも目的とされています。
 詳細は、総務省のホームページ(外部サイト)やJOINホームページ(外部サイト)をご覧ください。

活動期間

 おおむね1年以上3年以下の期間、地方自治体の委託を受け、地域で活動していただきます。

待遇等

 待遇などは各自治体によって異なります。詳細は自治体の募集要項等で確認願います。

地域おこし協力隊員(例)

A市地域おこし協力隊員 B町地域おこし協力隊員
業務内容 SNSやホームページを作成して、市の情報発信を行っています。 トマトなどの農産物の加工・販売やトマトジュース等の商品開発を行っています。
勤務地 A市役所内 一般社団法人
勤務時間 週5日 8:30~17:15 週5日 8:30~16:00
給与・賃金 175,800円(月額) 166,000円(月額)
福利厚生 A市が住居を借り上げ、家賃を負担しています。副業も可能です。 B町が整備した空き家に住んでいます。きれいな井戸水を使用でき、水道代も無料です。

2.県内市町村の地域おこし協力隊受入状況(平成27年度)

  • 地域おこし協力隊受入市町村数:16市町村
  • 地域おこし協力隊員数:48名

3.県内の地域おこし協力隊員募集状況

 福岡県内における地域おこし協力隊の募集状況(市町村HP等外部リンク)

市町村 内容 状況 詳細
田川市 私たちと一緒に“商店街のにぎわいづくり”に取組みませんか? 地域おこし協力隊員1名募集!! ☆応募期間:2017年6月15日~2017年7月28日 ※詳しくは募集要項をご覧ください。 募集中 募集要項(JOIN)
八女市 【福岡県八女市】ついに募集スタート!隊員の定着率8割越え!!第4期協力隊募集!!! この度、八女市において地域おこし協力隊第4期生の募集を開始いたしました!芸術家や地域活性化事業など募集を行います。 ※詳細は、市のホームページをチェックしてください 募集中 八女市地域おこし協力隊募集ページ
小竹町 小竹町地域おこし協力隊を募集 (1)こたけブランド創出・PR事業(1名) 小竹町観光まちづくり協会や商工会、農業団体と連携し、地域資源(米、大豆、野菜、フルーツなど)を活用した、本町の特産品(こたけブランド)となる新商品の開発及びPRを支援すること。 (2)こたけ創造舎運営及び移住促進事業(1名) お試し居住体験住宅及び施設交流施設としての機能を有する「こたけ創造舎」の魅力創出を図るためのHP立ちあげ、イベント企画及び運営を行うとともに、お試し居住体験のコーディネーターとして、各種体験プログラムの 調整を図り、来訪者のナビゲートを行うこと。また首都圏等におけ る移住相談会に参加し、先輩移住者として町のくらしに関する情報を伝えること。 (3)こたけ暮らし情報発信・シティプロモーション事業(共通) 地域おこし協力隊の活動の中で知り得た町の情報や魅力について、写真や動画などを用いたコンテンツを制作し、町広報紙や移住促進ホームページ、フェイスブック等の媒体を通じて、町内外に積極的に情報発信を行うこと。「小竹町で暮らすこと」をイメージしてもらえるような、小竹町に「住んでみたい、訪れてみたい」と思えるような、シティプロモーションを協力して進めること。 募集中 地域おこし協力隊を募集します
桂川町 桂川町地域おこし協力隊員募集 【募集人員】 地域おこし協力隊員1名 【業務概要】 桂川町では、地方創生の取組みを推進するための「地域商社いいバイ桂川」を設立し、この地域商社を起点として、地域の諸問題解決・活性化を目指しています。 この地域商社の運営等に関する業務の事務局スタッフとして次のような活動しています。 1)地元産品の企画、開発及び販売支援 2)地元産品に関する情報発信及びイベントの企画、開催、運営等 3)農業6次産業化に関する企画等 4)その他、地域商社が担う地域活性化に関する業務 【募集条件】 平成29年5月1日現在の年齢が18歳から45歳までで、次のいずれにも該当する方が対象となります。 1)申込み時点で、3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎・山村・離島・半島などの条件不利地を除く)に在住し、採用後に桂川町に住民票を移動できる方 2)地方創生に深い理解と熱意を有し、かつ積極的に活動ができる方 3)普通自動車免許を取得している者(※就業時活動中は軽公用車を貸与) 4)ワード・エクセル等、パソコンの一般的操作ができる方 5)協力隊期間終了後、桂川町に定住し就業、起業しようとする意思のある方 6)町の条例及び規則等を遵守し、職務命令等に従うことができる方 7)地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない方 【勤務地】 桂川町内(※一般社団法人地域商社いいバイ桂川事務所) 募集中 桂川町公式ホームページ「桂川町地域おこし協力隊募集について」
赤村 源じいの森応援隊!福岡県赤村地域おこし協力隊募集! 全国でも珍しい「色」のついた村「赤村」【平成29年11月採用】 源じいの森応援隊(地域おこし協力隊)を2名新規募集します! (1)源じい盛り上げ隊 (2)源じいの「食」広め隊 赤村は、英彦山を水源に持つ今川をはじめ、多くの清流が流れる緑豊かな村です。市町村合併に頼らず、120年間も村であり続ける、小さくても豊かな自立経営を志してきました。また、県内で唯一「有機農業推進モデルタウン」の指定を受け、環境配慮型の農業に力を入れているほか、30年の歴史を持ち近隣の都市農村交流事業の先駆けとなった体験型農業イベント「DO YOU 農?」、じーちゃんがつくる新鮮な朝どれ野菜や、元気なかーちゃんがつくる弁当・惣菜が並ぶ「赤村特産物センター」など、多くの村民に支えられて、さらに多くの村外ファンを持つ村です。 しかし、人口減少社会に転じ、全国各地で地域間競争が厳しさを増しています。それに伴い、住民の暮らしの質の向上や個性を活かしたキラリと光る地域づくりが求められています。そこで、村の資源を活かし、外部人材の力を借りて、地域活性化(特に経済的効果)につながる事業を進めるため、このたび新たに「源じいの森応援隊(地域おこし協力隊)」隊員の募集を行います。なお、村にはすでに今年4月から、赤村特産物センターを拠点に2名の地域おこし協力隊が着任し、直売所の活性化や農業のブランド化に着手しています。 今回は「源じいの森・源じいの森温泉」を拠点に、観光ツーリズムや食資源活用の取り組みを進める2名の地域おこし協力隊を募集するものです。 1 募集人員 2名(ミッションごとに1名) 2 任 期 採用日から1年間(着任日は相談に応じます) ※活動に取り組む姿勢・成果等により、最長3年まで延長することができます。 着任日は、事務手続き等を含めて最短で11月を予定しています。 なお、着任日は双方の協議により変更になることがあります。 3 職種・ミッション (1)源じい盛り上げ隊(1名)(所属部署:赤村役場 政策推進室) ■ミッション 「源じいの森」は村内にある唯一の宿泊施設です。和洋両タイプの宿泊・研修・キャンプ施設をはじめ、陶芸等が体験できる施設もあります。また、「源じいの森温泉」は竹林に囲まれて、露天風呂やサウナ、家族風呂、休憩室の大広間などがあり、1日中ゆっくりと体を癒すことができる施設です。 しかしながら近年は、レジャーの多様化、リピーターの減少、周辺に温泉施設など類似施設ができたことにより、入館者数、売り上げも伸び悩んでいます。そのため、地域おこし協力隊の経験と自由な発想を活かして、源じいの森を活用した商品プログラムの企画立案、営業販売活動およびその運営を行うことがミッションです。 ●源じいの森を活用した商品プログラムの企画および村外への営業販売活動 ●源じいの森を含む地域資源を活用した着地型ツアーの開発・開催 ●WEB(ホームページ)での情報発信およびツアーの募集活動 ●田川広域観光協会(DMO)と連携した宿泊者の誘致活動 (2)源じいの「食」広め隊(1名)(所属部署:赤村役場 政策推進室) ■ミッション 源じいの森の宿泊施設「ほたる館」のレストランでは、日頃より宿泊者や利用者に対して様々な食事メニューを提供しています。その食の拠点を活用して、調理活動等を行い地元の素材を活用した新たな料理メニューの開発や加工品・土産品の開発など、村の素材を活かした新たな食の魅力の創出がミッションです。 また、地域の食資源の掘り起こし活動や郷土料理のレシピ収集活動もあわせて行い、情報の蓄積や技の継承にも貢献します。 ●地元の素材を活かした料理メニューの開発 ●源じいの森の売上アップにつながる加工品・土産品の開発、売り場づくり ●地域の食資源の掘り起こし、郷土料理のレシピ収集活動 ●ふるさと納税の返礼品対応に関するサポート 募集中 赤村ホームページ

4.県内の地域おこし協力隊活動紹介(平成27年度)

 県内の地域おこし協力隊員はつぎのような業務に従事しています。

市町村 業務内容
大牟田市 「明治日本の産業革命遺産」の構成資産・三池炭鉱関連資産を含む大牟田の観光スポットやイベント等に加えて、大牟田で頑張っている魅力ある人達を、ウェブサイト「大牟田ひとめぐり」を中心に情報発信しています。
久留米市 食や自然、歴史ある町並み、文化・芸術、ものづくりの心…。楽しんでいただける素材が盛り沢山の久留米市で、「久留米まち旅博覧会」への交流などを通して、地域資源の発掘や全国に向けた情報発信を行っています。
柳川市 フィルムコミッション活動、地域ブランドの確立、グリーンツーリズムの推進、市内農作物のPR、空き店舗等を活用したリノベーションを通じて地域活性化へ向けた取組み活動を行っています。
八女市 人と人との絆を深めながら、地域を元気にするため、新しい視点で、地産菓子の商品化や都市農村交流と移住・定住事業、観光開発などのさまざまな地域おこし活動に取り組んでいます。
筑後市 筑後市では2人の協力隊が定住促進、観光振興の両面で活動しています。古民家を改修した体験居住事業における移住者の受入体制の構築や、「恋のくに」をコンセプトに観光資源を活かした体験プログラムを企画しています。
大川市 日本有数の家具・建具の産地「大川市」。職人の匠の技をはじめ、祭りや観光、自然、人の温かさなどをSNS等で紹介する情報発信業務と、各地のイベントに参加し、基幹産業や食の魅力を伝えるPR活動をしています。
豊前市 現在豊前市では3名の地域おこし協力隊が駐在しています。1名は、今年度中の完成を目指している水産振興施設オープニングスタッフとして、2名は観光協会立ち上げスタッフとして活躍中です。
うきは市 豊かな風土と地域資源に恵まれたうきはの魅力に光をあて、"うきは"そのものをブランド化し、全国や世界に発信するため、現在9名のうきはブランド推進隊がそれぞれのミッションを持って活動しています。
那珂川町 南畑地区は町の面積の約7割を占める中山間地域です。地域を盛り上げようと立ち上がった、地元組織である南畑ぼうぶら会議のおじさんたちと毎日話しながら、イベントの企画・運営や情報発信を行っています。
新宮町 福岡市の隣町ですが海や山の自然が豊かな町です。主な活動として、町で見て・知って・学ぶをコンセプトにした体験プログラムを企画・運営しています。町の特色を活かした特産品の開発と販売を進めています。
東峰村 約350年の歴史を持つ、黒田官兵衛で有名な黒田家ゆかりの陶器『高取焼,小石原焼』と、ホタルの飛び交う清らかな水で育った米,柚子,椎茸などの農作物を活かし、観光客誘致や生産者直売所の活性化を行っています。
大刀洗町 リアカーをリメイクした「リアカーゴ」を使って、町の各所で移動式の 「サロン・カフェ」をオープンしています。町の手作り品などを販売して、小さな経済の循環を行っています。
苅田町 等覚寺地区は山伏の末裔25人程が住む山中の小さな集落。味噌作りと味噌料理を楽しめる週末カフェを運営し、棚田での農業自然体験イベントを通じ「山里にあるもの」で心にもお腹にも美味しい空間を創りファンを増やしていきます。
上毛町 築100年の古民家を活用した田舎暮らし研究交流サロンを拠点に活動しています。移住希望者や体験交流参加者に対して、町の資源を紹介。地域の魅力発信や課題解決に向け、地域内外のニーズのマッチングを行っています。
築上町 豊前国を400年治めた城井宇都宮氏の史跡が残り、神楽など伝統文化が保存継承される、自然豊かな上城井地区で、地元まちづくり団体と共に、観光プランニング、情報発信、特産品開発などの活動を行っています。
  • うきは市
  • 苅田町
  • 柳川市・新宮市
  • 那珂川町
  • 久留米市・八女市
  • 大牟田市
  • 筑後市・東峰村
  • 築上町・上毛町

ナマの声を聞こう!現役地域おこし協力隊員へのインタビュー

うきは市

大久保さん

出身地:東京都

移住することって、その人にとって人生の大きな決断
そのことを支援する仕事にやりがいを感じています

Q1.地域おこし協力隊に応募された動機を教えてください。

うきは市の地域おこし協力隊。それぞれミッションを持って活動をしている。

地方で働きたくて。
前職を活かせる仕事がうきは市だったんです

旅行が好きで、日本各地を巡る中で、観光地として有名でなくても良い所はたくさんあることを知りました。そんな地域を盛り上げたり、知名度を上げられるような仕事ができればと考えていたところ、たまたま地域おこし協力隊の制度を知りました。制度を調べていく中で、うきは市の移住定住促進プランナーの募集を見て、前職の不動産業で培った経験や知識が活かせるのではと思い、応募しました。

Q2.現在どのような活動に従事されていますか?

主に空き家バンクや
移住体験施設の運営に従事しています

市内の空き家の流通促進やデータベース化、有効活用などに取り組み、移住希望者に対しては住居面のサポートや情報発信を行っています。

移住体験施設は「お試しハウスうきは百年邸」と言います。地元の方たちで組織されているうきは市「都市と山村交流」プロジェクト協議会が空き家を借り上げて自ら改修し、居住希望者に貸し出しています。入居期間は最長1年間で、現在も入居していただいています。おかげさまで多くの問合せをいただいております。

今後、一番やりたいことは、うきは市の中に吉井町という白壁で有名な場所があるのですが、吉井町の商店街を賑やかにしていきたいです。残りの任期1年半でできることではなく、10年くらいかかるものかなとも思いますけど、空き家バンクでもっと実績を作って、面白いお店を入れることができればいいなと考えています。

空家バンクのチラシ
デザインは別のうきは市の隊員
うきは市百年邸
吉井町の白壁の写真

Q3.地域おこし協力隊としてのやりがいを感じることはどのようなことでしょうか?

空き家の売買・賃貸の契約が成約したとき

私の場合は、空き家を通じて所有者や移住希望者と深くかかわる事が多いので、空き家の売買・賃貸の契約が成約した時に感謝の言葉をいただける事が一番やりがいを感じる瞬間です。空き家の売買は、所有者の方にとってはとても思い入れのある家を手放すことであり、移住希望者の方にとって移住は人生における大きな決断の一つです。そういった事と関われることにやりがいを感じる一方、絶対に失敗のないよう物件や地区の調査をしっかり行い、マッチングに努めることを意識しています。

Q4.地域おこし協力隊としてうきは市に実際に暮らしてみた感想を教えてください。

うきは市の自然

都会よりも快適で充実しています

地元の方々はとても大らかな人が多く、すぐに馴染むことができました。24時間営業のスーパーも近くにありますので生活の利便性もいいです。自然が豊かで食べ物や水もおいしく、今では都会より快適な充実した暮らしを送っています。

前の仕事をしていた時は、帰りが深夜12時を跨ぐか跨がないかの生活だったので、自分の時間がありませんでした。今では、夕方には仕事も終わりますので、夜は地元の方と飲みに行ったり、趣味のフットサルやサッカーを楽しんだりしています。果物も地元の方から差し入れをいただくので、こっちに来て買ったことがないんです(笑)。本当に恵まれていますよね。

Q5.地域おこし協力隊を目指す後輩へのアドバイスはありますか?

自分のやりたいことを明確に

まず、どこに行くかという地域選びがあると思います。私の場合、まずは自分ができること・やりたいことを明確にしました。その上で、自分自身に来て欲しいと思ってくれる地域、そして、自分のことを受け入れてくれる地域を選ぼうと考えました。うきは市の場合、隊員にどういう事をやって欲しいというミッションが事前に示されており、そのミッションが自分の希望と能力に合致したため、応募の決め手となった部分が大きかったと思います。

苅田町

藤田さん

出身地:大阪府

ここの生活で年齢を重ねるのがすごく楽しみ!
きっと素敵なおばあちゃんになるんだろうなぁ。

Q1.地域おこし協力隊に応募された動機を教えてください。

一目ぼれした等覚寺の風景

自給自足の生活に憧れて

学生のときは植物や農業の勉強をしていました。自然が好きで、自分の生活を自分で作る生き方に憧れていて、いつか「田舎暮らし」をしようと思っていたんです。年を取ってからではなく、チャレンジ出来る今やろう!と決めて探し始めた初日に、苅田町のホームページで「等覚寺」を活動地域とした隊員募集に出会ったんです。地域おこし協力隊のことも良く分からないまま4日後に等覚寺を訪れ、出逢った景色に一目惚れしました。「等覚寺に住みたい!」一心で応募し、めでたく採用してもらいました。

私の場合は、地域おこしやまちおこしなど大それたことを考えたわけではなく、自分のための暮らしをこの場所でしたかったんです。今は等覚寺のためになり、そして自分が3年後も住み続けられる仕事を創り出したいと思っています。

Q2.現在どのような活動に従事されていますか?

休耕田を活用した蕎麦作り
味噌加工所の写真

地域に必要なのは、観光客ではなく協力者と共感者。
その"根っこ"になりたい。

活動の半分ほどは、集落にある特産品加工所で婦人部の方と味噌・漬物を作っています。残りの半分は休耕田を利用して、米・蕎麦・野菜を地元の方と作ったり、有志グループと一緒にイベントを開催したりしています。イベントは洞窟探検ツアーやそば打ち体験など自然・農業体験を主としたもので、景観保全につながるようにと考えています。観光というより仲間を募るイベントですね。

また、今春より自宅にて等覚寺の味覚を味わえる「週末カフェ」をOPENする予定です。特産品の味噌や野菜、猪を使ったジビエ料理のランチを提供したいな思っています。将来的にはオーナー制のカフェにして、日替わり店主のような形で、地元の方がチャレンジする場として盛り上げたいなと思っています。

やることが多い毎日ですが、自分を追い込むタイプなんです(笑)。走りながら考える。止まっている時間はないな、と思っています。

Q3.地域おこし協力隊としてのやりがいを感じることはどのようなことでしょうか?

一日一日が濃い半年で、毎日楽しんでいます

地元のおじちゃんやおばちゃんが「あんたが来て賑やかになったわ」と笑ってくれた時にやりがいを感じます。よく、「10年くらいいるみたいやわー」と言われたりするんです(笑)。それだけ距離が近くなった気がして嬉しいです。

また、就職して集落を出た若者達が私のフェイスブックを見てくれていて、「誰が書いてるの?」と地元の親に電話をしたり、コメントを書いてくれたりするようになりました。若者と故郷を少しなりとも結び付けることが出来ていると思うと嬉しいです。いつか故郷に帰ってくるきっかけになればと思うんです。

地域に溶け込んでいます
山伏の写真
年末年始の餅つき

Q4.地域おこし協力隊として苅田町に実際に暮らしてみた感想を教えてください。

朝もやの幻想的な風景
苅田町は工業の町

桃源郷のようなゆったりとした景色と人

苅田町は工業の町のイメージが強いんですけど、私の住む等覚寺は山の中です。町に出るのに車で20分程しかかからない山の中なんて探してもなかなかないと思います。魅力が詰まった、とても恵まれた贅沢な場所です。ずっとここに住み続けられるように、この集落がずっと続いてくように、3年間を活かしていきたいです。

Q5.地域おこし協力隊を目指す後輩へのアドバイスはありますか?

「地域おこし」ってなんだかかっこいい響きだけど、
実際は泥臭いもの

いつも言っているのは、「協力隊」ではなく「協力され隊」だということです。地元の人に協力してもらって、逆に活かしてもらっているし、その結果いい循環が生まれてくるのかなと思っています。

「何かやってやろう!」というよりも、謙虚な姿勢と住む土地と人への尊敬の念と愛着が大切です。家に上がりこんでお茶を飲んで笑って話せるくらいの明るい「ずうずうしさ」、肩の力が抜けているくらいがちょうどいいと思いますよ。

この制度は3年後に通知表が来る人生を使った実験でもあるわけです。何よりも自分が楽しむ、笑顔で生き生きと生活することが一番です!

那珂川町

長尾さん

出身地:福岡県福岡市

南畑地区は、知れば知るほど魅力がいっぱい。
動き出した南畑の人たちと一緒に
活動していきたいと思って。

Q1.地域おこし協力隊に応募された動機を教えてください。

那珂川町の風景

これまで、広告やデザイン、
アートを学んできたけど、
まちづくりも一つの表現かなと。

大学は経営学部で広告を学びました。出版物の制作会社でデザインに触れ、その後現代美術の工房で絵画作品などを制作していました。結婚、子育てで主婦業に専念しましたが、子どもの就学を期に仕事を考えた時、一人で進めていく制作ではなく、沢山の人と関わりながら立ち上がっていく表現(活動)に興味を持ちました。自分の今までの経験、学習してきたことを活かせる仕事と確信したため、地域おこし協力隊に応募したんです。

Q2.現在どのような活動に従事されていますか?

「南畑ぼうぶら会議」など地元の方達へのサポートが中心

1年目は主に地域のまちおこし組織である「南畑ぼうぶら会議」のサポートを行いました。ウェブサイトやフェイスブック、回覧新聞で情報発信を行ったり、イベントのスタッフとして活動しました。「南畑ぼうぶら会議」とは2013年4月に発足した南畑地域活性化協議会の愛称で、個性豊かな地元区長7人の組織です。

現在取り組んでいる中でのメインのイベントは「南畑美術散歩」です。南畑は福岡市へ車で30分という立地の良さがある上に豊かな自然環境があって、芸術家の方も多く住んでいるんです。その方たちのアトリエを巡るもので大きな反響を呼びました。

2年目は南畑地区への移住事業を委託された企業と一緒に、地元の方や移住希望者のヒアリングを進めて、南畑への移住をサポートするプロジェクトを進めています。このプロジェクトを進める中で、今まで以上に沢山の地元の方たちと知り合うことができました。週1回公民館に「南畑寄り合い所」を開設して、移住相談を受けたり、地元の方との交流の場にしています。

南畑ぼうぶら会議のメンバー
南畑ぼうぶら会議ホームページ
南畑寄り合い所

Q3.地域おこし協力隊としてのやりがいを感じることはどのようなことでしょうか?

地域の人との関わりを通じて、物事が動いていくとき

一行政職員としての自覚は持ちつつも、私自身の個性を活かして人とコミュニケーションを進めていける自由度があるところが良いですね。そのような働きかけによって、空き家のオーナーが家を貸す気持ちになったり、移住希望者の個性に合った物件を紹介できたり、地域のいろんな人材を見つけ出して、活動を支援できたりします。そうして、物事が動き出していくところにやりがいを感じます。

特に思い出に残っているのは、工房を探していた染織の作家さんがいらっしゃったんですが、なかなかイメージに合う物件が見つからず10ヶ月ほど一緒に探しておりました。そんな時、ぼうぶら会議の会長から「通り沿いのあそこに空き家があるよ」と教えられ、見に行ったら、その作家さんのイメージにとてもぴったりだったんです。作家さんもすごく気に入ってくれました。そこからは、空家のオーナーさんもとてもいい方だったため、とんとん拍子に話が進みました。これから移住した作家さんがこの地域でどんな活動をされて地域に溶け込んでいくのか、楽しみですよね!

Q4.地域おこし協力隊として那珂川町に実際に暮らしてみた感想を教えてください。

信頼の証、無人の「やさい販売所」

ほどよく便利で、
たっぷり自然を楽しむことができる、
面白いバランスを持っています

那珂川町は夫の実家があり、馴染みはあったんですが、特に魅力を感じていなかったんです。けれど、地域おこし協力隊となって1年半の暮らしと活動を通して、自然豊かな山間部の美しさと、ほどよく便利な立地を実感しています。この町で知り合った沢山の人たちの存在と共に、町が立体感を持ってきました。那珂川町の個性が見えてきて、面白いなと感じています。

Q5.地域おこし協力隊を目指す後輩へのアドバイスはありますか?

自分自身の個性を活かして、活動してください!
でも、地域が主役です

私自身は、いろんな人や物と出会うことが好きなので、いつも発掘調査に出かける気分で、地域を回っています。心がけているのは、いつも楽しそうに元気に地域を回ること。コミュニケーションが仕事の核になっていますが、人によっては適切な距離感を保つことも学んでいます。あくまでも地域が主役ですので、しっかりと地域の声を聞くために、良好なコミュニケーションを保っていくことが大切ですね。

5.市町村の地域おこし協力隊HPとのリンク

大牟田市久留米市久留米市(城島町)柳川市筑後市大川市豊前市うきは市新宮町芦屋町東峰村

topへ戻る
  • このサイトについて
  • サイトマップ

福岡県庁 広域地域振興課
〒812-8577 福岡県福岡市博多区東公園7番7号
TEL:092-651-1111  FAX:092-643-3164
MAIL:koiki@pref.fukuoka.lg.jp

Copyright © 2017 Fukuoka Prefecture All rights reserved.