移住者インタビュー

LIFE STYLE 糸島市

豊かな自然ときれいな景色、食べ物もおいしく、安い。なおかつ住居費も安く、子育ても有利。永住を考えた時、福岡を選びました。

移住者DATA

ターン

Profile
平野 賢一さん(47歳)
Data
神奈川県から移住。現在は福岡県糸島市にて家族4人で暮らす。子育てが落ち着いた今、趣味のロードバイクを楽しんでいる。
Work
会社員(電機メーカー開発業務)

長く生活をするなら福岡のほうがいいと判断しました。

Q. 福岡に移住定住を思い立ったきっかけ、経緯を教えてください。

きっかけは会社の業務都合で神奈川県に残るか、福岡に戻るかの選択を迫られたためです。私自身が九州出身、妻は福岡市出身でしたので、福岡はなじみの土地です。福岡に来る前は首都圏に数年住んでいて、首都圏と福岡いずれの情報もある程度持っていました。その上で、やはり福岡で住むほうがいいという判断をしたわけです。福岡に住もうと思った理由は、首都圏は働いたり遊んだりという面ではとても有利なのですが、人が多かったり、移動するのにも渋滞があったり、どこに行っても人が並んでいる、物価も高い、そういうこともあって、長く生活していくことを考えると福岡のほうが有利かなぁ、ということでこちらに住むことに決定しました。

Q. 移住前に不安だったところ、移住してからわかったことを教えてください。

以前住んでいた所では、地域の方々との交流というのはほとんどありませんでした。でも福岡に移住して来て、地域の方との交流が非常に盛んであることがわかりました。特に、戸建てに住んでいるからかもしれないですが、自治体活動、子どもを交えた活動は非常に活発に行われているのを感じています。

Q. 今回の移住はご家族には相談されましたか。反対などはありませんでしたか。

当時は子どももおらず、家族は妻1人でした。妻は福岡出身ということもあって、すぐにでも福岡に帰りたいとのことでしたので、反対は全くありませんでした。

福岡はまだ自然が残っているし、地域との交流もある。子育てにも有利かなと。

Q. 一番の変化はなんでしょうか

子どもが生まれたということがあります。なので、子ども中心の生活になったという意味合いでかなり変わりました。でも子どもが成長するにつれ手があまりかからなくなると、徐々に自分の時間が持てるようになって、趣味に費やす時間が増えてきたという面はあります。

Q. 福岡で家族が増えたという面で考えることはありますか

やはり東京に住んでいて家族が増えるというと何かと大変だと思うのですが、福岡だと、まだ周りに自然が残っている、地域との交流もある。私たちが住んでいる地域は農業体験などに力を入れていて、子どもたちには自然と接する機会がかなりあります。このような学習、体験ができるという点ではかなり有利かなと思っています。

休日はロードバイクで糸島の海や山を走ります。

Q. お話の中で趣味のことがでましたが、どのような趣味をされているんですか。

福岡に来てロードバイクに乗るようになりました。きっかけは健康面。体重が増えてかなりマズイ状況になったというのがあります。それと会社の同僚がロードバイクを始めたということもありまして。子どもがある程度大きくなり、自分の時間が増えてくるとロードバイクに乗る機会も増えてきました。現在糸島に住んでいますが、休日は糸島の海や山に走りに行くことが習慣となっています。

愛車のロードバイクと平野さん
相棒と走り去る平野さん

Q. ロードバイクで行かれて良かった場所を教えてください。

糸島半島には二見ヶ浦というエリアの海岸線を走るとても気持ちのいいルートがあります。山手の方に行けば、糸島の自然を一望できるような場所もあって、山手は山手で楽しいスポットが沢山あります。そういう意味では私のようにロードバイクで走る方、もしくはランナーの方にはいい土地かなと思います。

二見ヶ浦
はろ展望台

駅も空港も近く、住みやすく、通勤しやすい。

Q. お仕事について教えてください。

仕事の内容は、関東にいた頃とは変わっていません。電機メーカーで開発の業務に就いていまして、朝早くから夜遅くまで残業ということが多く、山場となれば休日出勤も多いという状況になります。時間が不規則なので、移住の際には通勤面がポイントになりました。

Q. ちなみに糸島はどういった立地なんでしょうか。

福岡市内への通勤は電車1本、30分程度。また出張も多いので、博多駅、もしくは福岡空港にも電車1本で行けるという、とても便利な所に住んでいます。そういう意味では、糸島市は住みやすい、通勤しやすい場所だなと感じています。

食、自然、そして子どもたちの教育面と、とてもいい糸島の環境。

平野家おすすめ「Banzo」のイタリアン

Q. 住んでいる環境について教えてください。

糸島市は福岡市の西に位置し、海と山に囲まれ、とても農業が盛んな土地柄です。それから福岡市内からは休日のドライブコースになっています。きれいな海岸線があって、食べ物、農産物も安くておいしい、なおかつ新鮮。海も近いということもあって、手軽においしい魚介類が手に入る場所です。今回のインタビューで使わせてもらっているこのお店のように、街道沿いにおいしいお店が並んでいます。このお店なんですが、子どもが小さいころ合唱を習っていまして、クリスマスコンサートだとか、歌の発表会の会場でした。安くておいしいピザが食べられるということもあってうちの家族も大好きで、外に食べに行こうってなったらここに来ます。

Q. 移住して良かったこと、大変だったこと、魅力を教えてください。

ちょっとつきなみになっちゃいますけど、やはりとても環境がいいということです。豊かな自然ときれいな景色、食べ物もおいしく、安く手に入る。なおかつ住居費も安い。そういう意味合いではとてもいい場所かなぁと思っています。大変だったことはですね・・・こちらに移って来る時、業務が忙しく、自分が引っ越しの作業ができなかったというのがありまして、うちの妻がかなり大変な思いをして引っ越して来たということでしょうか。

Q. 移住して予想外だったことはありますか。

子どもが生まれて学校など教育面が気になりだすと、実は糸島という地域は学習レベルも高いところだとわかってきたのが意外に思った点です。九州大学も近くにありますし、福岡の中でも特に優秀な高校、修猷館高校という学校があるんですが、そういう学校を受験できるような立地になっています。そのような意味でも教育熱心な土地柄だということがわかりました。

ある程度の情報を得たら、まずは住んでみる。良ければ永住を。

Q. 福岡に移住を考えられている方にメッセージをお願いします。

移住して来た当初の住まいは賃貸だったのですが、実際こちらに住んでみて予想以上に住みやすくていい場所だったので、家を購入してしまいました。もし移住を考えられている方がいらっしゃいましたら、ある程度の情報を得たら、まずは住んでみる、住んでみて良かったら、そこに永住することを考えてみてはいかがでしょうか。

※当インタビューは、2014年12月13日に行われたものです。

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